音楽メモランダム 2022

(2022年10月28日更新)

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無料!激安!!コンサート情報の更新休止について(2022年10月28日掲載)
  • 時代の変化とともに、このサイトは、当初の目的にそぐわなくなってきました。
  • 現在このサイトに寄せられる情報は、コンサート開催者やその関係者の方から頂く 無料!激安!!コンサート情報 対象の情報のみとなりました。
  • このサイトをはじめました時期と異なり、ウェブ上にコンサート情報サイトは極めて多くなり、当サイトのように、広告にも頼らず、宣伝もしないサイトは、アクセス数も少ないため、ほとんど、皆さまのお役には、立っていません。
  • そこで、サイトの閉鎖も考えて、現在頻繁に頂く無料!激安!!コンサート情報対象のコンサート情報も来年(2023年)以降の開催分は掲載しておりません。
  • 20年前までは、頻繁に活用して頂いておりましたメッセージ・ボードも2018年以降は、少なくなり、近年はほとんど活用されておりません。
  • しかしながら、このサイトにおける皆様との窓口として、メッセージ・ボードは、当面閉鎖しないことにします。
  • これまで応援して頂きました方々に、お礼申し上げますとともに、実質的なサイト閉鎖の状態とすることを、お詫び致します。
関連情報

入場料金は無料だけど、入場するには2千円以上が必要なコンサート(2022年 6月27日掲載)
  • 昨年末に「ちょっと変わった入場料金」と題した文を掲載しました。
    そこで「入場料無料だが、寄付金が1万円以上必要」という例を挙げました。
  • そのコンサートは、WMCの無料!激安!!コンサート情報に掲載する対象ではないとして、具体的な名称などは、取り上げませんでした。
  • ところが、このほど、「入場料無料だが、義援金が2千円以上必要」というコンサート情報が寄せられました。
  • これまでにも、入場料は無料あるいは2千円未満だけど、入場料とは別に心づけを、というコンサートは、ちょくちょくありました。
  • このような場合、入場料以外に必要な金額は、観客自身に任されていますので、入場料とされている金額以外は無視して、無料!激安!!コンサート情報に掲載しております。
  • しかしながら、今回の例では、演奏会場に入るためには、2千円以上が必要となります。
  • そのため、このコンサート情報は、入場料無料ではありますが、入場料2千円のコンサートと見做して掲載しました。
  • このコンサートで寄せられた義援金は、宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」を通じて震災孤児に届けられるそうです。
  • このコンサートを主宰されているのは、川崎市を中心に活動されている社会人のフルート・アンサンブル団体 Fantasy Flute です。
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疫病の次は戦争?(2022年 4月 1日掲載)
  • 例の流行り病の影響も、ようやく下火になったようですが、ここにきてロシア軍のウクライナ侵攻による芸術分野への影響が新たに出てきたようです。
  • ロシアの名門、ボリショイ・バレエ団のプリンシパル、ジャコポ・ティッシ氏が退団を表明したり、ロシア人アーティストの出演をボイコットするという例もあるようです。
  • これとは別に、単に国籍を理由に差別することを問題にする意見も出されるなど、本来の芸術活動にそぐわないのではないのかと思われる事例が見受けられます。
  • 歴史を見れば、戦争を含む、政治的な問題と芸術が無関係だとは言えないと思われます。
  • 一例として、ロシアの高名な作曲家チャイコフスキーの「1812年」という曲があります。
  • チャイコフスキーは、1840年生まれですから1812年のナポレオンによるロシア侵攻のことなど経験しておらず、この曲の依頼を受けた時もあまり乗り気では無かったようです。
  • 作曲し終えた後も、チャイコフスキー自身は「決して精魂を込めて書き上げた作品とは受け止めてはいなかった」と言われています。
  • 現に、この曲は、イギリス軍がフランス軍に勝利したことを音楽で表現したベートーヴェンの作品番号91番「ウェリントンの勝利」と曲の構成がそっくり同じです。
  • 「ウェリントンの勝利」でつかわれているイギリス国歌をロシア国歌に、イギリス民謡をロシア民謡に置き換えただけとは言いすぎでしょうが、ほとんどこれに近いですね。オーケストラに大砲が出てくるところも・・・
  • ところが、チャイコフスキーの独創性がほとんど感じられないこの曲は、初演から大人気だったようです。
  • 今では高く評価されていますチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、ニコライ・ルビンシテインによって「演奏不可能」とレッテルを貼られ、ヴァイオリン協奏曲は、名ヴァイオリニストのレオポルト・アウアーに初演を拒絶されました。
  • また、バレエ「白鳥の湖」も初演での評判はさんざんで、これには、チャイコフスキーもかなり悩んだと言われています。
  • にも拘らず「1812年」は、ロシアがフランスに勝ったという題材だけで、初演から大人気だったことは戦争と芸術は無関係とは言えないように思います。
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入場料金のワクチン接種割引(2022年 1月 5日掲載)
  • 新型変異ウィルスの発生などで、年を越してもコロナ渦は、まだまだ収まりそうもありません。
  • その影響で、来日予定をされていた国外の演奏家の方たちの中にも、予定を取りやめたり、延長するなどの影響が出ています。
  • このような例は沢山ありますが、その一例の中に、外国の演奏家の方が来られなくなったからというわけでもないとは思いますが、ある条件で、入場料が割り引かれるコンサートがあります。
  • 以前にもコロナの影響で値引きされたコンサートを紹介したことがありますが、今回の例は、無条件に値引きするのではなく、ワクチン接種を2回接種済みであることが条件となっています。
  • 今や日本人の大部分の方がこの条件を満たしておられると思いますので、これは、ほとんど無条件に近いともいえそうです。
  • そのコンサートは、東京芸術劇場ナイトタイム・パイプオルガンコンサートVol.40で、予定されていた出演者は、パリのサン・セヴラン教会、およびヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガニストで、リヨン国立高等音楽院のオルガン科教授でもあるフランソワ・エスピナスさんです。
  • 代わりの出演者として、東京芸術劇場とアクトシティ浜松でオルガニストをされている新山恵理さんに加え、東京フィルハーモニー交響楽団の杉本真木(オーボエ)も共演されることになりました。
  • 詳しい内容をお知りになりたい方は、下記関連情報欄のリンク先をご覧ください。
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