音楽メモランダム 2019

(2019年11月20日更新)

目 次
2019年掲載
過去の掲載
 2018年  2017年  2016年  2015年  2014年  2013年  2012年  2011年  2010年  2009年  2008年  2007年  2006年  2005年  2004年  2003年  2002年  2001年  2000年  1999年

チケットが売り切れてしまったコンサート情報の掲載 (2019年11月20日掲載)
  • 本サイトの無料!激安!!コンサート情報 掲載基準で、情報を得た時点に、そのコンサートのチケットが売り切れている場合は、掲載しないとしております。
  • しかしながら、この基準は曖昧で、厳密に履行することが出来ておりません。
  • 昨日(2019年11月19日)も、その実例がありました。
  • 具体的には、2020年 1月18日に武蔵野市民文化会館で開催されます「藤原真理 チェロリサイタル」に関する件です。
  • このリサイタルは、藤原真理さんの誕生日である1月18日に「誕生日にはバッハを」と毎年開催されており、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲を演奏されてきました。
  • 第20回となります次回は、全曲ではなく、第1番、第3番、第6番の3曲だけにされるようです。
  • このチケットの販売開始日は、2019年11月19日であり、その1週間前には主催者である武蔵野文化事業団から、お知らせを頂いておりました。
  • その時点ですぐに、本サイトの無料!激安!!コンサート情報欄に掲載しておれば問題はなかったのですが、19日11時頃に気付き、武蔵野文化事業団のウェブで該当ページを見ましたところ未だチケットが完売とはなっておりませんでした。
  • しかしながら、このコンサートは毎年チケット発売開始直後に完売しますので、念のため武蔵野文化事業団に電話で問い合わせましたところ、先ほど完売しましたと回答されました。(その後、武蔵野文化事業団の該当ページには、完売と表示されております。)
  • このコンサートは、たまたま、即日完売となることを知っておりましたので、問い合わせましたが、通常はそのようなことはせず、主催者など公演関係者のウェブサイトに完売表記が無ければ、掲載しております。
  • 全てのコンサート情報につきまして情報掲載時点でのチケットの販売状況を確認することは事実上不可能ですので、冒頭に書きましたように今後も曖昧なまま続けさせて頂きたいと思います。
関連情報

これでも入場料無料のコンサート? (2019年10月10日掲載)
  • またまた、入場料が無料とされているコンサートの話題です。
  • 東京音楽大学の第56回芸術祭が11月3日(日)と4日(月・祝)に開催されます。
  • この両日に行われますコンサートはいずれも入場無料 全席指定と明記されています。
  • 全席指定なので、指定席券を入手しなければ、聴くことが出来無いように思えます。
  • ところが、指定席券を入手するためには、1枚について385円の事務手数料がかかりますと書かれています。
  • ということは、無料で聴きたければ立って聴けということでしょうかね?
  • ただ、会場のTCMホールには、立ち席などないように思えます。
  • これでも、入場料は、無料だと言えるのでしょうか?
  • 皆さんのご意見は、いかがですか?メール → wellpine@246.ne.jp
関連情報

入場料は無料だが, タダでは聴けないコンサート (2019年10月 5日掲載)
  • この前、入場料を聴衆が決める演奏会について話題にしましたが、それ以前にも入場料無料として扱うコンサートとしてドネーション方式(寄付金要請方式)を取り上げました。
  • これらは、どれもそのコンサートの入場料は無料であっても、いくらかの金額は、聴衆が自主的に決めて支払うものです。
  • この前に挙げましたピティナ・ピアノ曲事典公開録音コンサートは、演奏終了後に配られた封筒に好きな金額を入れる方式なので、極端な場合お金を入れなくとも許されるのかもしれません。
  • 実際には、いくらかの金額を入れることになるでしょうし、その他の学生オケに見られるカンパ方式や、何らかの社会福祉活動のための寄付要請などでも聴いた人の意思で自由に金額を決めることになるでしょう。
  • このサイトの無料!激安!!コンサート情報では、例え募金やカンパの名目で要請される金額がいくらであっても、入場料が無料である限り、入場料無料のコンサートに分類することになります。
  • ところが、最近寄せられましたコンサート情報の中に、入場料は無料だけれど、2000円以上の募金、カンパを要請されるコンサートがありました。(下記 関連情報 参照)
  • この場合、たまたま要請される金額が2000円以上となっていましたが、これが例えば、1万円以上などというケースもありうるかもしれません。
  • こうなりますと、お金を気にせず、気軽に行けるコンサートを紹介することが目的の当サイトの無料!激安!!コンサート情報欄に掲載するのは如何なものかと思います。
  • ご意見があれば、お聞かせください。メール → wellpine@246.ne.jp
関連情報

入場料を聴衆が決める演奏会 (2019年 6月10日掲載)
  • クラシック音楽以外の分野では、投げ銭ライブという演奏会も珍しくはありません。
  • クラシック音楽の場合、投げ銭ライブという言葉はほとんど聞かれませんが、入場料は無料だけど聴いてみて良かったらお金をいくらか頂戴という演奏会は時々見かけます。
  • 大学のオーケストラなどにもその例はありますが、以前ドネーション方式として話題にしましたピティナ・ピアノ曲事典公開録音コンサートでは、入場料:後払い方式と記載しております。
  • 投げ銭ライブと言われている演奏会は、聴衆が支払ったお金は、必ずしも寄付金とはされないことがありますので、投げ銭ライブがドネーション制と言えるとは限らないでしょう。
  • しかし、ピティナ・ピアノ曲事典公開録音コンサートは、主催者の一般社団法人全日本ピアノ指導者協会自身が説明していますように、得られた金額は寄付金として扱われていますので、ドネーション制と言っても間違いではないと思います。
  • ドネーション制であろうとなかろうと、当サイトのコンサート情報では、このような演奏会は入場料無料として扱っております。
  • 例のピティナのコンサートは、演奏会終了後、主催者が用意した封筒に聴衆自身が本人の決めた金額を入れることになっていますので、空の封筒でも文句は言われません。
  • 勿論、万札をどっさり入れても良いわけですが、主催者自身は、「1000円札を数枚持ってきていただくのがお勧め」と言っています。
  • いくら支払うかは、聴いた後の感動の度合いで決めれば良いのでしょうね。
関連情報

問合せ先の表記方法 (2019年 6月 2日掲載)
  • コンサート情報が掲載されていますウェブサイトは、コンサートの主催者、出演者、会場のほか当サイトのような第三者のサイトなど種々あります。
  • それらのサイトには、通常、掲載内容に関する問合せ先を記載したページがあります。
  • それらは、大きく分けて、問合せ用のフォームに読者が問合せ内容を入力するタイプと、問合せ先のメール・アドレスや電話番号を表示しているタイプ、およびそれらどちらでも利用できるようにしたタイプがあります。
  • ここでは、そのうちの問合せ先メール・アドレスの表示の仕方について、考えてみようと思います。
    • メール・アドレスを文字で表記して、読者にそれをコピペさせるタイプ。
    • 基本的にはタイプAではあっても、一部(通常@)を別の文字や画像にしているタイプ。
    • メール・アドレスを画像で表記して、読者にそれを手入力させるタイプ。
    • メール・アドレスそのものの表記有無にかかわらず、ある部分を読者がクリック(またはタップ)すると読者がデフォルト指定しているメールソフトが立ち上がり、問合せ先にメールが出せるようにしたタイプ。
    • その他、上記4つのタイプのどれにも一致しないタイプも少数あります。
  • 読者の入力のし易さからは、タイプDが最も良いと思われます。
  • 一方、問合せ先から見た迷惑メール防止の観点からは、タイプBやタイプCが良いとされているようです。
  • 迷惑メールを出す犯人(?)からすれば、技術的に一番簡単なタイプは、タイプAでしょう。
  • しかし、タイプCも画像認識機能を用いれば、機械的にメール・アドレスを文字コードで取得することが出来、迷惑メール防止にはあまり役立ちません。
  • そこで、タイプDですが、これには、ソースコードに HTML の mailto 機能によるものがありますが、迷惑メールを出す犯人からすれば、技術的には、タイプAとほとんど変わりません。
  • タイプDの中には、これ以外の迷惑メール防止対策をしたものがあり、その強度にもよりますが、これが一番、読者にとっても迷惑メール防止の観点からも良いと思われます。
  • 以上から、問合せを受ける側の方々に提案したいのは、徹底的に迷惑メール防止対策を施したタイプDにするか、迷惑メール防止などを考えないで、読者の利便性のみを考えた方法にするかのどちらかにするべきではありませんか?
  • 特にタイプCの文字データをイメージデータにしただけのものは、読者には不便を強いり、迷惑メール防止にも、ほとんど役立たないので、お止めになっては如何ですか?

渋谷公会堂に見るネーミングライツ (2019年 4月 5日掲載)
  • 税金でまかなう公共施設の運営費用を企業にも分担してもらうことで、施設保有者である自治体の負担が減り、スポンサー企業にも宣伝効果が得られるネーミングライツの付与は、音楽ホールでも多く取り入れられるようになりました。
  • 今回取り上げます渋谷公会堂も、2006年にサントリーがネーミングライツを取得して渋谷C.C.Lemonホールという名称になりましたが、ネーミングライツの契約期間が終了した2011年には、元の渋谷公会堂に戻りました。
  • しかしながら、施設の老朽化による建て替えのため、2015年10月を最後に渋谷公会堂は解体され、建て替え工事が行われています。
  • 工事は、本年(2019年)5月末竣工予定で、秋にはオープンされるようですが、この施設のネーミングライツは、誰もが知るLINE株式会社が取得しております。
  • 海外におけるネーミングライツ契約期間、20年程度に対しまして、前回の契約期間5年は短すぎたと思われますが、今回の契約は、10年2ヵ月となりました。変化の速いインターネット企業の LINE株式会社の方が、施設名より先に変化するかもしれませんね。
関連情報

東京・春・音楽祭 −東京のオペラの森−2019 (2019年 4月 2日掲載)
  • 毎年春に東京で開催されております「東京・春・音楽祭 −東京のオペラの森−」は、2005年に「東京のオペラの森」として開始されてから早15年目になりました。
  • 東京の各所で数多く開催されます演奏会の中には、当サイトの「無料激安コンサート情報」で取り上げる条件を満たすものも多くありますが、当サイトには殆んど掲載しておりません。
  • 特に、「桜の街の音楽会」として開催されております無料コンサートは、駅前広場やビルのロビーなどで開かれます所謂街角コンサートで、当サイトより、元のサイトを直接見られた方が、より見やすいと思われます。
  • この音楽祭についてご存じでなかった方で、首都圏にお住まいか、春に東京方面に出かける予定のある方は、時間が許せば、調べて出かけられては如何でしょう。
  • 今年は、既に開催期間の半ばを過ぎておりますが・・・
関連情報

ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019 (2019年 3月 8日掲載)
  • 1995年、フランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」が2005年「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として東京に上陸してから15年目になります。
  • 東京での開催の成功を受けて、2008年からの金沢(ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭)をはじめ、2010年以降、新潟、びわ湖、鳥栖など日本国内各地でも開催され、その状況については、本サイトでも取り上げました。(下記関連情報参照)
  • 東京を除く日本各地の「熱狂の日」音楽祭は、今やいずれも開催されなくなり、2018年より音楽祭のネーミングも「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」から「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」に変わりました。
  • その中で、「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」は、本年も5月3日から5日まで開催されます。低価格の入場料で一流の演奏を気軽に楽しめ、「明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という趣旨は一貫しています。
  • 詳しくは、その公式サイトをご覧頂ければと思いますが、当サイトの無料!激安!!コンサート情報でも、掲載対象となるコンサート情報を、近く取り上げていく予定です。
  • 今年も、クラシックコンサート初体験者が多く集まり、たくさんの子どもたちも参加して、大成功を収めるよう期待します。
関連情報

バレンタインデーと音楽 3 (2019年 2月 7日掲載)
  • 8年前に「バレンタインデーと音楽」と題して、商魂たくましいチョコレート業界に習って、音楽業界もバレンタインデー本来の男女の愛の誓いの日として、2人でコンサートに来てくださいという宣伝くらいしても良いのでは、と嘆きました。
  • それでも、その年に当サイトの「無料激安コンサート情報」に掲載していた2月上旬開演予定のコンサートの中には、バレンタインデーに因んだコンサートが10件ありました。
  • 2016年に「バレンタインデーと音楽 2」と題して書きましたときも同様でした。
  • ところが今年は、今のところ、そのようなコンサートは、1件も見当たりません。
  • 昨年(2018年)、「オレンジデーってご存知?」と題して、柑橘類生産農家がチョコレート業界のホワイトデーの向こうを張るような造語を作って販売促進をしようとした例を挙げました。
  • 聖バレンタインデーは、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされているので、2人でコンサートに行きましょうと演奏会の宣伝をすることは、義理チョコを贈ろうというより自然だと思えるのですが、いかがでしょう。
関連情報