- コンサート情報が掲載されていますウェブサイトは、コンサートの主催者、出演者、会場のほか当サイトのような第三者のサイトなど種々あります。
- それらのサイトには、通常、掲載内容に関する問合せ先を記載したページがあります。
- それらは、大きく分けて、問合せ用のフォームに読者が問合せ内容を入力するタイプと、問合せ先のメール・アドレスや電話番号を表示しているタイプ、およびそれらどちらでも利用できるようにしたタイプがあります。
- ここでは、そのうちの問合せ先メール・アドレスの表示の仕方について、考えてみようと思います。
- メール・アドレスを文字で表記して、読者にそれをコピペさせるタイプ。
- 基本的にはタイプAではあっても、一部(通常@)を別の文字や画像にしているタイプ。
- メール・アドレスを画像で表記して、読者にそれを手入力させるタイプ。
- メール・アドレスそのものの表記有無にかかわらず、ある部分を読者がクリック(またはタップ)すると読者がデフォルト指定しているメールソフトが立ち上がり、問合せ先にメールが出せるようにしたタイプ。
- その他、上記4つのタイプのどれにも一致しないタイプも少数あります。
- 読者の入力のし易さからは、タイプDが最も良いと思われます。
- 一方、問合せ先から見た迷惑メール防止の観点からは、タイプBやタイプCが良いとされているようです。
- 迷惑メールを出す犯人(?)からすれば、技術的に一番簡単なタイプは、タイプAでしょう。
- しかし、タイプCも画像認識機能を用いれば、機械的にメール・アドレスを文字コードで取得することが出来、迷惑メール防止にはあまり役立ちません。
- そこで、タイプDですが、これには、ソースコードに HTML の mailto 機能によるものがありますが、迷惑メールを出す犯人からすれば、技術的には、タイプAとほとんど変わりません。
- タイプDの中には、これ以外の迷惑メール防止対策をしたものがあり、その強度にもよりますが、これが一番、読者にとっても迷惑メール防止の観点からも良いと思われます。
- 以上から、問合せを受ける側の方々に提案したいのは、徹底的に迷惑メール防止対策を施したタイプDにするか、迷惑メール防止などを考えないで、読者の利便性のみを考えた方法にするかのどちらかにするべきではありませんか?
- 特にタイプCの文字データをイメージデータにしただけのものは、読者には不便を強いり、迷惑メール防止にも、ほとんど役立たないので、お止めになっては如何ですか?
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