音楽メモランダム 2020

(2020年12月19日更新)

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サントリー1万人の第九 2020(2020年12月19日掲載)
    1983年以来、毎年12月に全国から1万人が大阪城ホールに集い、歌い継いで来られた「サントリー1万人の第九」がコロナ騒ぎの今年も開催されました。 本番はもちろん練習もインターネットによって行われました。
  • 第38回 サントリー1万人の第九
    日時:
    2020年12月 6日(日) 15:00開演
    場所:
    大阪城ホール
    司会:
    野嶋紗己子
    ゲスト:
    反田恭平(ピアノ)
    独奏:
    並河寿美(ソプラノ) 清水華澄(メゾソプラノ) 行天祥晃(テノール) 甲斐栄次郎(バリトン)
    合唱:
    1万人の第九合唱団
    管弦楽:
    兵庫芸術文化センター管弦楽団
    指揮:
    佐渡 裕
    曲目:
    ワーグナー/楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
    ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
    ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」より第二楽章
    ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱付」第4楽章より
    配信:
    Cisco WebExビデオ会議システム
  • この全貌は、公式YouTubeで今年年末まで配信されます。
  • また、テレビの特別番組でも本日(2020年12月19日16時より) MBS, TBS, CBC, RKB, HBC, TBCで放映されされました。
  • これも「コロナに負けるな!歓喜よ響け!」と言いたくなりますね。
関連情報

全く新しい「ライブ」(2020年12月 3日掲載)
  • またまたライブの話題です。
  • コンサートのインターネット配信につきましては、これまでも話題にしてきました。
  • これらは、少数の聴衆は会場に入れるケースもありますが、通常コンサート会場には聴衆を入れず、インターネット配信される演奏を聴衆の側で受信するというケースが主でした。
  • ところが、これらとは異なる全く新しい形式の「ライブ」が開催されます。
  • それは、ソリスト・オーケストラ・合唱団員の演奏をそれぞれに収録、ひとつの映像に仕上げた完成動画を大ホールで上映するというものです。
  • 個人宅に比べ、良い音響と大画面での演奏を楽しめるので、より実際の「生演奏」に近く感じられるのではないでしょうか?
  • この実例は、12月20日に鎌倉芸術館で開催されます "日本語で歌う リモート「第九」2020" です。
  • この演奏会は、当日、鎌倉芸術館大ホールで上映されますが、その後、他のインターネット配信演奏会と同様に YouTube で期間限定公開されます。
  • 演奏会の副題に「コロナに負けるな!歓喜よ響け!」とありますが、コロナ騒ぎも悪いことばかりではないようですね。
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ライブって何?(2020年11月16日掲載)
  • これまで、このサイトではライブという用語を楽器を演奏する人(申し訳ありませんが、声楽の場合、声も楽器扱いにしています)が、聴衆の前で演奏されることとして用いてきました。
  • ところが、以前からテレビやラジオなどの放送の世界では、録音や録画を放送するのではなく、演奏を即時に放送することをライブと言ってきました。
  • インターネットの世界でも以前は、録音や録画を配信することが普通であったのに最近は、ネットを使ったテレビ会議なども増えてきて、これもライブと言うそうです。
  • 演奏会も演奏会場に聴衆は来ないで、インターネット配信しかしないケースも出てきたことは以前にも話題にしました。これもライブ配信と言っているようですね。(下記 関連情報 1.)
  • テレビ会議と同様に、遠隔学習なども行われるようになり、これは、楽器の演奏についても、同様な動きがみられる様になってきました。ライブ学習とでもいうのでしょうか。(下記 関連情報 2.)
  • こうなると、「手を取って教わる」とか「生の音を聴く」などということを指してライブという言葉を使うと、他のケースと混同されることになりそうですね。
関連情報
  1. コンサートのインターネット配信
  2. 日本全国のトランぺッターのみなさんにお届けします。

名実ともに消滅する「JTアートホールアフィニス」(2020年10月23日掲載)
  • これまで、WMCの無料!激安!!コンサート情報開設当初から本年2月開演分まで毎月公演場所名に出てきましたJTアートホールアフィニスの話題です。
  • ホールそのものは、JT本社の移転およびJTビルの売却に伴い、2020年9月30日に閉館されました。
  • しかしながら、JTアートホールアフィニスのウェブサイトは、その後も削除されていません。
  • そこで、現在存在していますウェブサイトに、問い合わせは2020年10月30日までと記載されていますので、今後、場所が変わっても再開される可能性があるか問い合わせました。
  • その回答は再開する計画はないとのことでしたので、このサイト自体も今月末には無くなるのではなかと思われます。
  • このホールでは、ホール自体が主催する「JTが育てるアンサンブルシリーズ」や別法人のアフィニス文化財団が主催する「オーケストラメンバーによる室内楽シリーズ アフィニス・アンサンブル・セレクション」など安価な公演が開催されておりましたが、残念ながら今後これらは聴けなくなります。
  • 蛇足ながら、アフィニス文化財団は、JTアートホールアフィニスとは関係はありませんので、国内のプロオーケストラが主催する演奏会の支援などこれまで通りの活動は続けられます。
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コンサートのインターネット配信(2020年10月 7日掲載)
  • 例のウィルス騒ぎで激減しました演奏会も多少増えて来たようです。
  • WMCの無料!激安!!コンサート情報への情報を頂くメールも増えてきました。
  • この影響もあったのでしょうか、ホールなどの会場に集まって演奏をしてきた団体の中で、インターネットでライブ配信をされるケースも出てきました。
  • これらには、ライブ配信のみを行うケース、通常のコンサートと同時にインターネット配信も行うケース、コンサートを通常通り行いその録画を配信するケースなどがあります。
  • 上記の最後に挙げましたケースは、以前から YouTube などで行われてきましたが、最近の例では、コンサートの計画時点からインターネット配信のチケット(受信権?)も販売されている例があります。
  • 今後、5Gサービスが本格化して基地局も増えれば、このようなケースが増えてくるのではないでしょうか。
  • その後の6G時代では、画質も音質も飛躍的に高まるとともに三次元画像音声の配信が行われるようになり、わざわざ演奏会場に行かなくともよくなるかも・・・
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サイト更新再開のお知らせ(2020年 7月22日掲載)
  • 私事により、在入院生活を余儀なくされました結果、入院生活を送っておりましたが、この度、退院出来ることとなりました。
  • これまで3か月近くこのサイトの更新をしていませんでしたが、今後は、少しづつ更新を続けていこうと思います。
  • コロナ禍の中、公演を中止されたコンサートも多く、以前頂いておりましたコンサート情報の中にも、その後中止や延期とされた公演が沢山あります。
  • コンサート情報に限らず、クラシック音楽に関する件なら今後も取り上げていきたいと思いますので、これまで以上に多くの情報を頂きます様、お願い申し上げます。
関連情報

サイト更新中断のお知らせ(2020年 5月30日掲載)
  • このサイトを運営しております松井です。
  • 私事ながら、去る4月11日に、交通事故を起こし、その結果、現在入院生活を送っております。
  • 退院まで後1か月以上かかる見通しです。そのためこのサイトの更新は当面出来そうもありません。
  • 送付いただきましたメールにも返信できないような状況ですので、当面サイトの更新を中断させて頂きます。
  • 皆様もコロナ騒ぎの中、ご苦労されておられると存じますなか、誠に勝手ではありますが、再開の暁には変わりなくお付き合い頂きます様、お願い申し上げます。

新型コロナウィルスによる公演への影響(2020年 4月 7日掲載)
  • 今回の感染症対策の一環として、クラシック音楽のコンサートにつきましても、当初は、個別の主催者や会場などによる判断で、公演の中止や延期を決められておりました。
  • このサイトのコンサート情報欄でも当初は、個別のお知らせによって、情報の書き換えなどの対応をしてきました。
  • ところが、今や国や自治体の要請などもあり、各公演の中止、延期などが広く実施されるようになりました。
  • 特にこのところ頂く無料激安コンサート情報につきましては、新規の公演情報より中止、延期の情報の方が多くなりました。
  • 残念ながら全ての変更には対応できておりませんので、個別の情報につきましては、その問合せ先に確認されますようお願いいたします。
関連情報

ライブ演奏とは言ってもクラシック音楽は違うのでは?(2020年 3月26日掲載)
  • 新型コロナウイルスの感染予防のためにコンサートを中止したり延期するケースが多くなりました。ところが、超満員の通勤電車は、未だに運行されています。
  • 厚生労働省のサイトに掲載されています新型コロナウイルス感染症対策の提言によりますと、次の3条件が同時に重なった環境が最も感染拡大のリスクが高いとされております。
    @換気の悪い密閉空間
    A人が密集している
    B近距離での会話や発声が行われる
  • これによりますと通勤電車は、@とAの条件は満たしていてもBはほとんど行われないので、感染拡大のリスクは高くないということのように思えます。
  • それなら、聴衆も含めて大騒ぎするポップスのコンサートとは違って、通常のクラシック音楽のコンサートは、通勤電車よりも感染拡大のリスクが低いので開催しても良いように思えます。
  • この非常時にコンサートなどとは何事だとのご意見もあろうかと思いますが、家に閉じこもっているよりもコンサート鑑賞の方が精神衛生上も良いと思うのですが、皆さんは如何お考えでしょうか?
厚生労働省の発表資料(PDFファイル)

新型コロナウイルスに関連した公演中止・延期について【続報】(2020年 2月28日掲載)
  • 本件に関しまして、本サイトの無料!激安!!コンサート情報に掲載しておりますコンサートの公演中止・延期につきましても2月21日に本欄に掲載しました。
  • その直後、また1件、その翌日にも1件と公演中止のお知らせがあり、その旨ここに掲載し、コンサート情報欄にも記載してきましたが、その後、急速に同様のお知らせが増加し、当方の対応も追いつかない状況になっております。
  • そこで、誠に申し訳ありませんが、個別の公演につきまして、その中止・延期等の状況は、お知らせをお受けしても対応しきれるとは思えませんので、申し訳ありませんが、コンサート参加を検討される場合は、個別に問合せ先宛ご確認くださいますよう、お願い申し上げます。
公演中止のお知らせがあったコンサート

新型コロナウイルスに関連した公演中止・延期について (2020年 2月21日掲載→22日,23日更新)
  • 連日報道されております新型コロナウイルスに関しまして、多くの人が集まる集会の見直しが伝えられております。
  • 音楽コンサートにつきましても、中止または延期などとされる公演があります。
  • 現時点(2020年2月22日午前)までにWMCに知らされました情報は次の3件のみですが、他にもあるかと思われます。
  • 当分の間、お出かけになる前に、主催者など問合せ先に中止の有無を確認されますよう、お願い申し上げます。
公演中止のお知らせがあったコンサート