木村泌尿器皮膚科

〒224-0032 横浜市都筑区茅ヶ崎中央51-1 TEL 045-949-3066

超音波医学会専門医。腎尿管結石・排尿障害の診断が得意です。 ここは、院長日記の倉庫です。


神奈川鉄門会@崎陽軒本店


[木村泌尿器皮膚科公式ブログ]

昨日は、崎陽軒本店で開かれた神奈川鉄門会に出席。
2008年以来の参加。
開業直後は人脈作りに役立つかと思い、毎年参加していましたが、参加者は功なり名を遂げてすでに引退された偉い先生方か、神奈川県内で教授を務められている先生ばかり。
開業医も少しはいますが、医師会活動に熱心な、政治に関心が強い人たちで、参加しても疲れるんです。
でも昨日参加したのは、東大の小児科教授をしている同級生が講演したので。
久我山から茗荷谷に私が引っ越すときに、引っ越し手伝いもしてくれた友人です。
駒場の教養学部時代の同級生だからかと思っていましたが、
昨日聞いたら、彼は47SⅡ・Ⅲ10Bだそうで、なんで引っ越し手伝いをしてくれたのか謎のままです。
参加者50人が、120分の懇親会中に挨拶。一人持ち時間は2分ですが、話が長い先輩は多く、だから私は、
53年卒の木村明です。五十嵐君の話を聞きに来ました。泌尿器科医で、横浜市都筑区で開業して7年目です。
という、Twitter並みの短い挨拶にしておこうと思っていたのですが、同級生たちもいざ、自分の番が回ってくると結構演説し始めます。
私の二つ前の先生が、前立腺がんが見つかり、小線源療法を受けたと告白。
それで、私は、
前立腺に植え込む小線源は1個2千万べクレル、ですから、○○先生は今、1億6千万ベクレルの放射能を持ち歩いています。
彼はこれから120シーベルト浴びます。
むやみに放射能を怖がらないように発信していきたいと思います。
と挨拶。
この日のブログに書いておいたおかげで、小線源は1個2千万べクレル、というのが記憶に残っていました。
計算間違いで、彼が持ち歩いているのは16億ベクレル(2千万かける80個)というべきでしたが、ひとケタ間違えていても、インパクトのある演説ができました。
噺家がアドリブでいろんな話ができるのは、実は、引き出しがいっぱいあるだけで、いつも勉強しているからだ、と聞いたことがありますが、
とりとめのないブログも、小咄用の引き出しの一つになってくれているようです。

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