link to Kimura's HP



過活動膀胱セミナーVs休日診療所慰労会


今日は都筑区の休日診療所の慰労会が中華街で行われました。休診日前日にはがつんと飲みたい私には願ってもない会です。でも、その会の開催通知の前に、ファイザー主催の横浜OABセミナーの案内が来ていて、そちらに申し込んでおりました。正直、過活動膀胱(OAB)については講義する側に回れるぐらい自信があり、しかも今日は内科医も対象にした会とのことで、どちらに参加するか、2週前まで迷いました。製薬会社主催の会にこの前出席し、うんざりしたばかりですから。中華街で都筑区のDr達と飲むほうがずっと楽しそうです。でも、
1.座長を横浜労災の先生がやる事(今月前立腺針生検した人の治療もその先生にお願いしました)
2.クリニックQ&Aという健康雑誌から、ちょうど過活動膀胱についての記事を依頼されていること
より、過活動膀胱セミナーの方に出席しました。
過活動膀胱とは、急に強い尿意が起こり、もれそうな感じになる「尿意切迫感」に「頻尿」や「夜間頻尿」が伴ったり、時には我慢できずに失禁してしまう「切迫性尿失禁」を引き起こしてしまう病気です。今日聞いて勉強になったのは、男女比では、男性に多いが、切迫性尿失禁を伴う重症例はむしろ女性に多いという事でした。
他にも私の知らない話を聞くことができました。
立場は人を作る。今日の講師の先生は、数年前の講演の時よりずっと博学で、ずっと堂々としていました。「この人からはこの程度の話しか聞けないだろう。」と思っていましたが、自分が退化し、後輩が進化しているのがよく分かりました。

[戻る]
link to Kimura's HP