活動方針

サロンを訪ねてくださった方はすでに100名を超え、コンサートを重ねるごとに色々な面での支えをいただいています。
あたたかいお申し出をどのように生かしていくか、企画、広報、連絡、印刷物の作成、開催当日の雑事など、さまざまな事がらをスムーズに行うため会を整えることが目下の課題です。

通常のお仕事に加えてのサロン運営で目がまわりそうに忙しく、たいへんなことはもちろんありますが、みなさまからやさしい言葉や励ましをいただくごとに、何とかがんばろうとまた力がでてきます。

「アデルフィア」の芽を大切に丁寧に育てようと思っています。模索しつつも、なんとか前に進んでいきたい。
私たちの会「アデルフィア」を、どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(小川有紀)

アデルフィアαδέλφιαとはギリシャ語で「兄弟姉妹」の意味です。この会ができたきっかけは、新しく設置されたパイプオルガン、「ベツレヘムの星」でした。

「ベツレヘムの星」は、とても魅力的な楽器です。これが完成したとき、関係者の方々とともに弾き、聴いていましたら、誰かれとなくみなが自然に「こんな楽器が与えられたなら、何かよいことに使わなければね」と言い始めました。

何かよいこと…???

そこで考えまして、「ベツレヘムの星」が置かれているサロン de アデルフィアでのオルガン・チャリティーコンサートを始めることにしました。コンサート当日は参加者は全員――演奏者、その他ボランティアのお手伝いの方も同様に――それぞれの気持ちによる寄付金をもちよります。

そしてこのチャリティー・コンサートを行うため、有志の会を作ろうということになりました。それが「アデルフィア」です。
おかげさまでコンサートは毎回盛況、参加者みなさまと親しく有意義な時間を過ごさせて頂いています。寄付金もある程度まとまった額となり、これまでユニセフ、国境なき医師団などに寄付することができました。お志をどこの団体に寄付するかについては、みなさまの意思を反映できるようご意見を拝聴しています。