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                                   2007年秋期

活動報告
「ベツレヘムの星」をかこんで



オルガン音楽の多様な美しさにふれてほしいと始まったオルガン・サロン・コンサート。参加者は口コミで大事に紹介して頂いた方々です。

音楽好きがパイプオルガン「ベツレヘムの星」をかこんで、ゆったりとした時間を楽しみます。オルガンのやさしい調べに耳をかたむけたあとは、お茶とお菓子でにぎやかな参加者の集い。



音楽を通じていつのまにかお隣と話がはずみ、最後はいつも別れがたく会を閉じています。

それぞれのお志による寄付金はアデルフィアのスタッフが責任をもってお預かりし、ユニセフ、国境なき医師団、東京神学大学などの団体へまとめてお送りしています。

 

2013年春期





2012年秋期








2012年春期

*第二十五回    201219(祝日)


バス・バリトン 関秀俊
オルガン、小川有紀


休暇でお帰りになっていたバス・バリトンの關さんが、出演を引き受けて下さいました。プログラムの中心はJ.S.バッハ、最初に關さんに"もと歌"のコラールを歌って頂いてからオルガン作品をお聞かせしました。そのほかに、テゼ共同体の美しく小さな祈りの歌も関さんによって紹介されました。

J. S. バッハ 主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ BWV617
テゼの歌集から シメオンのカンティクム   ほか


*第二十六回    2012428(祝日)

オルガン、小川有紀

ヨーロッパでは19世紀になるまで、教会音楽は人々に大変身近な存在でした。教会は聖別された場所である一方、今のお役所や集会所、学校のような役割も持っていたため、市民は日常ひんぱんに教会に足を運んでいました。今のように家族や友人と気軽に音楽を楽しむなどという贅沢はできなかった時代ですから、一般市民にとっては教会で聞くことが本格的な音楽に触れる唯一の機会だったのです。
 教会では、ミサや礼拝といった祭事で神への祈りの音楽(典礼音楽)としてオルガンが鳴らされました。オランダのように、典礼とは離れたオルガン・コンサートが早くから行われた例もありますが、いずれにしろそれらの催しは聖書に基づく一年間の暦 "教会暦"に沿う形で行われ、音楽も選ばれました。市民はその中で安らぎ、あるいは気持ちを奮い立たせ、日々の生活や自身のことを振り返りながらオルガンを聴いていたのでしょう。人々の気持ちに沿い市民と共に育ったからこそ、オルガンは表情豊かで、現代の私たちの心にも響く楽器となったのかもしれません。古の市民のように、オルガンの音で季節の移りかわりを感じるような気持ちで聞いて下さればと存じます。 (5月発売のCDのブックレットより引用)

G. フレスコパルディ 音楽の花束より、エレヴァツィオーネ
D. ブクステフーデ 来たれ聖霊、主なる神, BuxWV 199   ほか

二十七回    2012526(祝日)

オルガン、田上麻里

プログラムによせて

明日は『聖霊降臨祭』、キリスト教会の大きなお祝いの日です。そのグレゴリオ聖歌を用いて作曲されたN.deグリニーの讃歌はこの季節の喜びが伝わってくる作品です。サロン・ド・アデルフィアのオーベルタン・オルガンがより高らかに讃歌を奏でてくれることを期待し演奏します。またイタリア・ローマで活躍したフレスコバルディの対位法を多く使った作品、J.S.バッハがイタリアの音楽からインスピレーションを得て作曲した作品、そしてドイツ語の装飾コラール、象徴と対位法を散りばめられた素晴らしいフーガ、と様々な形式の作品を選曲しました。今日のひと時が、5月の日差しのようにオルガンの暖かな音色やさわやかな風につつまれる時となりましたら幸いです。  田上麻里                

N. de グリニー

来たれ、創り主よ

J. S. バッハ  協奏曲 ト長調 BWV592         ほか





2011年秋期



アデルフィア・サロンでのコンサートは今日で通算24回となります。コンサートで歌を歌って下さる方を募集したのが二年前。。コンサート後もその集りは続いていましたが、先日、なんとその仲間からご結婚なさる方が出たのです! 私たちメンバーは90人が列席したお式にオルガニスト+聖歌隊として参加、演奏をしました。今日のプログラムはそれにヒントを得て、「お祝いのオルガン音楽」に焦点をあてます。伝統の中にも革新と試み、そして人々の心と精神が音のパズルのように交差する作品の数々。お楽しみ頂ければ幸いです。(プログラム・ノートより)。


*第二十四回    20111022(祝日)

D. ブクステフーデ

われら聖霊に願いまつる BuxWV209

J. S. バッハ 

第目覚めよと呼ぶ声が聞こえ BWV 645

J. S. バッハ  いと高きところの神にのみ栄光あれ BWV 676          ほか


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2011年春期



三月十一日の大震災の直後、音楽関係の催しは中止となったり規模を縮小したりと今までにない対応を迫られました。アデルフィアでもコンサートの開催について少し意見が割れましたが、直前まで様子を見ながら慎重に進めることに。そのため、特に遠方の方にはご案内も失礼させていただきました。音楽が今の社会の中でどうあるべきなのか、これほど真剣に考えさせられたことはありませんでした。


*第二十二回    2011429(祝日)



被災地のために何が出来るかと自分に問いかけて、やはり音楽家は演奏をするしかない、支援金を募るためのボランティア・コンサートをしよう、それがいまの私にできる一番のことなのだと考えました。これに共感して下さったのが、バス・バリトン歌手の關 秀俊さんです。關さんは、「言葉でなぐさめられるような」歌をお聞かせしたいと言い、バッハのカンタータから曲を選んで下さいました。どうか私たちの小さな祈りが聞き届けられますように(プログラム・ノートより)。

J. S. バッハ カンタータ 85番「われはよき羊飼い」よりアリア

「天にましますわれらの父よ BWV683

カンタータ 104番「聞きまたえイスラエルの牧者よ」より

  レシタティーボ、アリア、コラール             ほか



*第二十三回    2011528()


コンサート活動を続けていますと皆様から色々な声が寄せられます。中でもよく聞かれるのは「最近はよくコンサートホールに立派な楽器があるけれど、本当はオルガン音楽は教会音楽なんじゃないの?」との質問。教会音楽でもあり、世俗音楽でもある。このことがオルガン音楽をいっそう興味深いものにしています。オルガンを通じて、音楽世界の意外な側面を発見して下さったらうれしいです(プログラム・ノートより)

J.-A. ギラン 第二旋法の組曲
J. S. バッハ

クラヴィーア練習曲集第三部より

J. アラン

世俗前奏曲第1番

  組曲より「コラール」                   ほか



*サポート会   新年の集い 2011111(祝日)

一年前に常連の方を中心に集まったのが好評で、今年も新年会を決行。わいわいと美味しいものを頂きつつ、映像を使っての簡単な音楽解説を行いました。寄付・活動報告の後、飛び入りで尺八の演奏をして下さる方もあり、お正月ならではの楽しく充実した一時でした。






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2010年秋期



バス・バリトン歌手の関さんをお招きしてのコンサートを開くことができました。柔らかで誠実な歌声にサロンの皆はうっとりでした。これに触発されてコーラス・メンバーの方たちも力演。さまざまな機会をつかまえて、今後もみなさまに素敵な時間をお届けできればと思います。思い切った事件(?)としては、ついに小川の作品を初公開しました(汗)。創作にご協力くださった皆さまに感謝です。





*第十九回    2010年10月15日(金)


本日は二人のアーティストさんが飛び入り参加して下さることになりました。バス歌手の關秀俊さんと、ホルン奏者の飯島さゆりさんです。第一線で活躍中のお二人を迎えることになり、歌とホルンの特性を生かしながらどのようにプログラムを組んだらよいのか、私は大変悩みました。考えた結果、今日は、曲やメロディーがどうやって生まれて作られるのか、といった作品創作の過程などを、演奏の合間にお話ししながら進めようと思います。(プログラム・ノートより)。

J. S. バッハ

最愛なるイエスよ、我らここに集い BWV 730, 731

J. L. クレプス

最愛なるイエスよ、我らここに集い

J. S. バッハ  カンタータ「深き淵から、主よ、汝を呼ばん」 BWV 131よりアリオーソ

小川有紀

ロッシーニの狩りのホルンによる4連作より
「プレリュード」 「カリュドーンの猪」             ほか 
            

*第二十回   2010年11月3日(祝)

演奏にはコーラス・メンバー「アデルフィアの風」の方々も加わり、オルガン作品のもととなっている古いドイツの歌を歌って下さいます。メンバーからは「コーラスグループ「風」の発足から今年の10月で一周年。愉快な仲間が集まり、新しいメンバーにも恵まれました。「風」にしかできないオリジナリティを発揮しつつ、オルガンと歌との本質にも迫っていきたいと思っております」とのメッセージがありました。(プログラム・ノートより)。

J. S. バッハ

最愛なるイエスよ、我らここに集い BWV 730, 731

J. L. クレプス

最愛なるイエスよ、我らここに集い

A. deカベソン  第6旋法のティエント、第一部および第二部      ほか


*第二十一回    2010年12月4日(土)

今日のプログラムには年間を通して参加者に特に人気のあった作品や、今年生誕200年のR. シューマンの作品を選びました。またクリスマス前のこの時期(アドベント)にぜひお聞かせしたいJ. S. バッハの作品と、フランスのクリスマス・キャロルも演奏します。 そして、締めくくりはホルンの飯島氏の登場です! モダン・ホルンとオルガンで織りなす20世紀のB. ライヒェルの響き。神々しい光を放つ音のシャワーを心と体いっぱいに浴びて下さい。(プログラム・ノートより)。

M. コレット

神様がご決断なさった日

プロバンス風のノエル

B. ライヒェル  ホルンとオルガンのための教会ソナタ           ほか



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2010年春期



パイプオルガン「ベツレヘムの星」を核に活動しているアデルフィアですが、コーラスグループが出来たこともあり、活動により幅を持たせたいと夢は広がっています。
……さて、先日、2009年分の寄付を行いました。今回は新たな寄付先として「国境なき医師団」を選びました。大地震など大きな災害が続いていますが、少しでも彼らの活動に役立てればと願っております(会報より)



四月の会では、オルガニストに深井先生をお招きしました。オーベルタン・オルガンの納入時に大きく力になって下さった方で、先生をお招きすることはサロンを開いてからの一つの夢でもありました。アデルフィアは少しずつ成長しているようです。







*第十六回  201003月22(祝日)   




ヨーロッパのオルガン音楽は伝統的に教会暦(クリスマスやイースターに代表されるキリスト教の年間のまつりごとを順にあらわしたもので四季の変化にも呼応した暦)に従って作曲され、演奏されてきました。バッハはルター派の教会で音楽に従事しましたので、イエス・キリストの生涯、またはキリスト教的解釈からなる人生観などを教会暦とルター派の慣わしに従いながら、作品にふんだんに盛り込みました。それは時に音形となり、わかりやすい物語として聴くものの耳に届くこともあれば、特定の人にだけ認識できる形で作品に密かに隠されている場合もあります。これを「象徴」と呼びますが、バロック音楽における「象徴」はパズルを解くような面白さがありますので、今日は少し解説を加えながら演奏します(プログラム・ノートより)。


J. S. バッハ オルガン小曲集より、待降節から受難節の作品
いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 599
みどり子ベツレヘムに生まれたり BWV 603
かくも喜びあふれる日は BWV 605
古き年は過ぎ去りぬ BWV 614
キリストは我らに至福を与え BWV 620
おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV 622  ほか





*第十七回    201004月24()



プログラムによせて

オルガンは、中世から今日に至る長い間、時代や国によってさまざまな特徴をもちながら生き続けてきました。この長い歴史の中で、とりわけ16世紀から18世紀にかけて、名器の誕生とともにすぐれたオルガン音楽が生まれ、その終局はまさしくバッハでした。今回のプログラムはサロン de アデルフィアのオーベルタンオルガンの特色も考え合わせた上、ルネッサンス・バロックのイタリア、ネーデルランド、フランス、ドイツ、そしてバッハへの旅に皆様をお誘いしたいと思います。                    深井李々子


A.ヴァレンテ(a.1520-1582) ロマネスカ

作曲者不詳

<スザンヌ・ファン・ソルト写本>(1599)より  アルマンド・ブリュン・スメーデレン  

G.フレスコバルディ(1583-1643)  フランドル風バスに基づくカプリッチョ
フランドル風バスに基づくカプリッチョ ヴィヴァルディ氏によるコンチェルト ロ短調
J.F.ダンドリュー(1684−1740) 復活日のための奉献曲「おお,息子ら、娘らよ」
G.ベーム(1661-1733) アリア「イエス、汝はいと美しきかな」に基づくパルティータ
J.L.クレプス(1713-1780) 「われら皆唯一の神を信ず」
J.S.バッハ(1685-1750) ファンタジーとフーガ ハ短調 BWV537





*第十八回    201005月28(金)

                        

プログラムによせて

ヨハン・セバスチャン・バッハ (J. S. バッハ, 大バッハ) の長男ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-84)は、大バッハの息子たちの中で最も才能に恵まれた人物とされています。即興演奏を得意としたこともありフリーデマン自身はあまり作品を残しませんでしたが、歴史的背景などのさまざまな面から、今日は少しずつ彼にアプローチしてみます。当時の音楽家の活動のようすや、バッハ親子の人柄、普段の生活までもが垣間見えるようで、音楽がより面白く感じられるのではと思います。
                                           小川有紀



J. S. バッハ W. フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集より
小プレリュード ハ長調 BWV 924a (フリーデマン作 ?)
小プレリュード ハ長調 BWV 924 (セバスチャン作)
シュテルツェル氏のパルティータ、J. S. バッハ作のメヌエット BWV929付き~オーヴァーチュア, イタリア風アリア, ブレ, メヌエット~
リモージュの手稿譜より (1710-1725, 作曲者不詳)
プランジュ、2つのデュオ、トリオ、バス・ド・トランペット、半音階のファンタジー   
                                        ほか



*番外編    初夏の集い 2010年06月26日(土)

前期活動報告、コーラス・グループ「アデルフィア風」の発表会、会食会、続けて近隣に蛍を見にいくという盛りだくさんのスケジュールでした。「風」の方たちは今練習中のコラールを披露。また全員でかえるの歌をドイツ語で歌ったりしました。会食は笑い通しのわきあいあい。あいにくの小雨でしたが蛍も無事見ることができて、来年もやりたいね、と口々に言い合った夏の夜でした。

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2009年秋期



コンサート・シリーズは皆様の反応やご意見も参考に、少しずつ形を成していきますが、このところは特に、「アデルフィアならでは」の探求心あるやり方にこだわっています。例えば、A. de カベソンのように、知名度が低くとも美しく、評価の高い作品は積極的に取り上げました。さらに「アデルフィアならでは」の今秋らしい取り組みとしては、「アデルフィアの風」と名づけて、コーラス・メンバーを新たに募集したことがあげられます。メンバーは楽しく、真剣に皆でサロン・コンサートを作り上げていきました。さてこの企画の今後は?……行方は風しだいです。



*第十三回
    200910月3()


今日は16~18世紀のスペインを中心に、ドイツとフランスの作品も取り上げます。まず、年代順にスペインの作曲家を三人続けてお聞き下さい。第一曲目はカベソン、16世紀の作曲家です。通常、日本の学校教育において西洋音楽史の古参として教えられるのはせいぜいが1718世紀のJ. S. バッハくらいまでなのではないでしょうか?でも実際には西洋音楽の歴史はまだまだ深く、オルガンは2千年前から存在していました。オルガン音楽が楽譜として残されたのは1415世紀頃からですが、そういったバッハ以前の古楽の清廉、質朴な味わいを、今日はカベソンで知って頂きたいと思います。

カバニーリェス、セイシャスと年代が下るにつれて、作品は現代のものにより形が近くなります。耳慣れたフレーズも多くなりますので、ここでスペインの作品を他の国のものと比較をしてみてはいかがでしょう。光かがやき誇り高くも、陽気で情熱にあふれたスペイン気質をご堪能ください(プログラム・ノートより)。


N. de グリニー

舌よ歌え

A. de カベソン

6旋法のティエント

J. カバニーリェス  第1旋法のパッサカリア
C. セイシャス ソナタ ハ長調  ソナタ ニ短調 (メヌエット付き)
                                         ほか


*第十四回    200911月3(祝日)
                                            
最初のメンデルスゾーンの「前奏曲 op.37-2 ト長調」は、田園詩 (idylle) と呼ばれるジャンルのもので、清涼な響きは彼のピアノ曲を彷彿とさせます。次のハイドンの小品は、ドイツの仕掛け時計 flötenuhrの時報の音楽として作曲されました。可愛らしいリズムやその響きは作品成立の由来をよく表しています。そして、誰にもなじみ深いオルガン作品といえば、バッハの「小フーガ ト短調」。色々な演奏解釈がありますが今日は小さなサロンにふさわしく、和やかな演奏にしたいと思います。  

ドイツ音楽の伝統は「天にまします我らの父よ」の作品を聞き比べながら、味わってみましょう。「天にまします我らの父よ」とは由緒ある讃美歌の一つで、何人もの作曲家がそのメロディーを使って作品を書きました。彼らが音楽にこめた祈りをお聞きになって、皆様は何をお感じになられますか? 

最後は、ホルン奏者の飯島さゆり氏にご登場頂きます。ハイドンの「ホルン協奏曲 第2番」は、親しみやすい作風からはちょっと想像しにくいのですが、演奏上では難所が続きます。飯島さんはその演奏に、現代の楽器より取り扱いの難しい面もある古いタイプの楽器"ナチュラル・ホルン"をあえて使用するとのこと。当時の音や空気をみなで体感するような、「意味ある演奏にする」ためだそうです(プログラム・ノートより)

F. メンデルスゾーン

前奏曲 op.37-2 ト長調

F. J. ハイドン

音楽時計のための小品 より三曲

J. S. バッハ  小フーガ ト短調 BWV 578
*** ***
J. S. バッハ 天にまします我らの父よ BWV 636
天にまします我らの父よ BWV 683
F. メンデルスゾーン ソナタ 第6番 ニ短調より
(天にまします我らの父よ、の主題による)
F. J. ハイドン ホルン協奏曲 第2番
                                     ほか


*第十五回    200912月4(金)

今日は12月にふさわしい音楽を中心に選び、プログラムを組みました。オルガン・ソロはもちろんのこと、歌ありホルンあり、楽しく時に荘厳に美しいメロディーの数々をみなさまにお届けしたく思います。初登場のコーラス・メンバー「風」の方々は、作品の音楽感をダイレクトに表したいという私の思いに答えて、原語の歌に挑戦してくれました。ノエルとはフランスのクリスマス・キャロルのこと、コラールとはドイツの教会讃美歌のことです(プログラム・ノートより)。

F. メンデルスゾーン

前奏曲 op.37-2 ト長調

F. J. ハイドン

音楽時計のための小品l より三曲

J. S. バッハ  いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV 599
J. S. バッハ いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV 659
*** ***
L. C. ダカン編曲: 小川有紀 ノエル   陽気な羊飼いたちはどこに? 
C. フランク、編曲: 小川有紀
ノエル おや、お前さん、むくれてるの?
J. L. クレプス 親しき信徒たち、心弾ませ喜ぼう   ほか
                                    

                                        
2009年春期



ホームページを開設して二回目の春が無事終了しました。回を重ねるごとに、サロンには落ち着きがでてきました。また、新たな活気も出てきたように感じています。

オーベルタン・オルガンを使ってのプログラムは必然的にバロック作品が中心となりますが、09年春は前期に行ったO. メシアン生誕100年記念を引き継ぐ形で、近現代のM. デュプレ(メシアンの師です)の小品を毎回一つ織り込みました。「せっかく今まで知らなかった近現代の音楽に触れることができたのに、一年だけで終わらせてしまうのは残念」との声にお応えしたものです。

その流れで、ホルン奏者の飯島さゆりさんは、今回はモダン・ホルンとピストン・ホルンの両方を使いフランス近代の作品を演奏して下さいました(第11回)。第12回では、アルテルナティム(交互唱)の手法
をヒントにプログラムを進めました。歌と、その歌の旋律を用いて作曲されたオルガン作品を交互に演奏するやり方です。歌とオルガンの対比によって、メロディーの変化や作曲家の工夫がより一層際立って聞こえたのではないでしょうか。歌のボランティアをして下さったのは、今までもアデルフィア・サロンに参加下さっている音楽愛好家の方です。アデルフィアの試みが自然な形で広がればと願っています。



*第十回    2009年4月3(金)


オルガン・お話  

小川有紀

F. クープランの「教区のためのミサ」はオルガン好きなら必ず知っている有名な作品ですが、彼がこれを書いたのは若干21歳のとき。この天才ぶり、また音楽家一族に生まれたという点から、クープランはよくJ. S. バッハと比較されます。バッハの「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」からは、バッハがフランスの装飾法に多大な影響を受けていたことがよくわかります。……M. デュプレはメシアンの師で、パリ音楽院の院長でありました。「ゆりかご」ではブルトン人の心の温かさ、優しさがゆったりと歌われます。一転して「糸を紡ぐ人」では、紡績工の機械音が目まぐるしく鳴り続けます。目まぐるしいだけでなく、潔く、前向きなモチーフで満たされているのは、かつてローマのカエサルに〔猪突猛進の勇ましい戦士〕と言わしめたブルトンの遠い祖先、ガリアの熱い血が暗示されているのでしょうか (プログラム・ノートから)。


主なプログラム

F. クープラン

教区のためのミサより

J. S. バッハ おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV 622
M. デュプレ ブルターニュ組曲より
J. S. バッハ コレッリのテーマによるフーガ ロ短調 BWV 579


                                                                                        ほか


*第十一回
    2009429(祝日)



ホルン

飯島さゆり

オルガン  

小川有紀


今日はJ. S. バッハの作品を取り上げて、暗い冬が明け春の訪れを喜ぶさま、そしてイースターのお祭りを素朴に楽しむヨーロッパの人々の生活感を味わって頂ければと考えています。オルガン・ソロの最後は、フランス・ブルターニュ地方に懐古の思いを寄せたM. デュプレの「糸を紡ぐ人」。近代の作品で、紡績工の機械音が目まぐるしく鳴り続けます。
後半は前回の大好評にお答えしてのコラボレーション、ホルン奏者の飯島氏にご登場頂きましょう! 演奏曲目はやはりフランス近代の
G. フォーレ C. サン=サーンスです。飯島さんはモダン、クラシカルの両分野で活躍されており、今日はピストン・ホルンを用いて下さいます。これは演奏法があまりに難しいため現代ではほとんど使用されなくなった楽器ですが、飯島さんは作品本来の味わいと魅力を十分に引き出したく、「あえてピストンで演奏する」とのことです
(プログラム・ノートから)


主なプログラム


J. S. バッハ 我らの救い主、イエス・キリスト BWV 665
M. デュプレ

ブルターニュ組曲より 「糸を紡ぐ人」

G. フォーレ

パヴァーヌ (ピストン・ホルン使用)

C. サン=サーンス    アンダンテ (モダン・ホルン使用)      
                                 
        
                                                                 ほか


*第十二回
    20095月30()


オルガン・お話 小川有紀
  松田正人


前半はフランスとスペインの聖霊降臨に関わる作品とその解説。後半はバッハで、参加者みなさまと共に歌とオルガンでプログラムを進めました。

「美しいタペストリー」とも評されるフランスのN. de グリニーの作品は、優美にかつ上品な華やかさをもって、慰めや愛、神秘を歌い上げます。スペインのA. de カベソンJ. カバニーリェスの作品からは、独自の文化を誇りとし、真っ直ぐに、澄んだ視線で天をあおぐスペイン人の気概や情熱を感じることができるでしょう。後半はJ. S. バッハの作品で、アルテルナティム(交互唱)という方法を用いて、歌とともにプログラムを進めます。…これを体験して頂くと、オルガンが歌とともに発展したこと、だからこそオルガンと人間の声は心地よく響き、溶け合うことが納得できると思います。さてこれらの試みによって、音楽を通じての豊かな交わりと精神の充実を願った本コンサートの意義が皆様に伝わりますかどうか (プログラム・ノートから)



主なプログラム


N. de グリニー

来たれ、創り主よ より

J. S. バッハ

天にまします我らの父よ BWV 636

  天にまします我らの父よ BWV 683
J. S. バッハ キリエ、永遠の父なる神よ BWV669
J. S. バッハ キリエ、聖霊なる神よ BWV674
F. メンデルスゾーン ソナタ 第6番 ニ短調より
(天にまします我らの父よ、の主題による) 
F. J. ハイドン ホルン協奏曲 第2番

                                                ほか

スペインの作品はお聞きになっていかがでしたか?  


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2008年秋期


バロック作品の中に、生誕100年のO. メシアンの小品を織り込み演奏するという、すこし冒険的なプログラムを続けた08年の全六回のコンサート。「こういった曲目の組み方はとても効果的だ」(アンケートから)という声も頂き、ほっとしました。作品そのものの力強さを、よりよくお伝えできたのであれば幸いです。メシアンを聞くのははじめてという方もおられましたが、かまえず、自然体で耳をかたむけて下さったお客さまに感謝しています
今期はじめての試みとしては、まず、ほかの楽器とのコラボレーションを行いました。お招きしたのは、ベルギーとドイツでキャリアを積まれた、ホルン奏者の飯島さゆりさんです。また、参加者みなさまで、なじみのある歌を合唱しました。この合唱も単なる余興的なものではなく、プログラムの中に組み入れてコンサートの大事なエレメントの一つととらえました。そのため、開始前の10分間だけですが、みなで準備し合唱練習。本番も流れがよく、弾く側と聴く側の距離が近くなって、サロンが暖かく盛り上がりました。
今後の発展が楽しみです。


*第七回    2008年10月18(土)


オルガン・お話  

小川有紀

本サロンのオルガン「ベツレヘムの星」は、バロック期の作品演奏にふさわしい楽器として作られました。そのコンセプトに忠実に、今日の一曲目にとりあげますのはJ. S. バッハのコラール作品、つぎにフランス古典期からL. ルベーグの組曲が続きます。小型ながらさまざまな音色変化に対応し、力を発揮するのが「ベツレヘムの星」の自慢です。とくにルベーグでは、二段鍵盤の楽器ながら、三段鍵盤と同じ音色効果を感じていただけるように音を作りましたので、注目していてください(プログラム・ノートから)。


主なプログラム

N. - L. ルベーグ

プラン・ジュ、 デュオ、 フーガ、エコー

J. S. バッハ

来たれ、創り主にして聖霊なる神よ BWV631

G. ベーム

今や聖霊に祈らん

O. メシアン ペンテコステのミサより「コミュニオン、小鳥と泉」

                                                                                          ほか


*第八回
    2008113(祝日)

オルガン・お話  

小川有紀

本日のプログラムの副題は「待降節」です。待降節とはキリスト教世界の暦の一つで、クリスマスの訪れを待つ時期です。本来、待降節は11月末から12月上旬の日曜日からになりますが、今回は少しカレンダーを先取りして、待降節とクリスマスのオルガン作品を続けて聞き、音楽を物語として楽しみたいと思います(プログラム・ノートから)

主なプログラム


M. ヴェックマン パルティータ 「やさしい眼差し」
J. S. バッハ

天にまします我らの父よ BWV636     
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV 659

O. メシアン

主の降誕より「羊飼いたち」

A. P. F. ボエリ          幻想曲とフーガ 変ロ長調      
                                 
        
                                                                 ほか


*第九回
    200812月5() 


ホルン

飯島さゆり

聖書朗読

藤澤知保

オルガン・お話  

小川有紀


今日はホルン奏者をお迎えし、オルガンとのコラボレーションをお聞かせしたく思います。テーマは、「参加者皆さまと創るクリスマスの音楽物語」です。

クリスマスの日、貧しい羊飼いたちの目の前に天使が大群であらわれて、救い主が生まれたことを告げ、喜びの歌をうたいます。その天使の神秘をあらわしたのがO. メシアンの作品で、羊飼いの驚きと恐れ、また天使たちの圧倒的な力が、音のうずとなって私たちに迫ります。次に鳴るのは、牧場をイメージしてホルンの音。賛美歌は、良き知らせを感謝する羊飼いの祈りです。J. S. バッハの「みどり子ベツレヘムに生まれたり」では、伴奏声部がゆらゆらと揺れて、幼子のゆりかごの様子をあらわします。「いと高きところの神にのみ栄光あれ」はまさに天使たちが歌った内容となっており、バッハの作品では朗らかに気高く、音は天をめざして上っていきます。これに対してフランスのM. コレットC. バルバストルA. ギルマンの作品は、ただ、ただ素直に喜ぶ民衆のクリスマス・ソングがもとになっています。私たちもこれに続いて「牧人ひつじを」を歌い、一足はやいクリスマスをご一緒に楽しみましょう。そして今日の最後は、「Ite(行け!)」と題された20世紀のB. クロルの作品。音楽で心満たされ、また明日から力強く「行け!」と歩むことができますよう、精一杯演奏したいと思います(プログラム・ノートから)

主なプログラム


O. メシアン

主の降誕より「天使たち」

賛美歌演奏(ホルン)

みどり子ベツレヘムに生まれたり

J. S. バッハ

みどり子ベツレヘムに生まれたり BWV603 

賛美歌演奏(ホルン) いと高きところの神にのみ栄光あれ
J. S. バッハ いと高きところの神にのみ栄光あれ BWV663
C. バルバストル

ブルゴーニュ地方のノエル

A. ギルマン 羊飼いさん、おまえたちはどこからやって来た?
合唱(全員) 牧人ひつじを
B. クロル(ホルン&オルガン) Ite…                   ほか
                                               

                      
 飯島氏によるデモンストレーション
                         
     
   私もいっしょに聞きました
                                        活動報告Topへ


2008年春期




昨年秋のスタイルを引き継ぎながら、さらに内容を充実させたいと思いました。今年らしいテーマ作りをと考え頭に浮かんだのが、フランスのO. メシアン。今年100周年を迎える20世紀最大のオルガン作曲家の一人です。「ベツレヘムの星」は基本的
にはバロック音楽の演奏に向いていますが、プログラム構成を練り、オーベルタン
社独特のやわらかな音色Portunal や Bourdonの神秘的な響きを生かすことができればメシアンの音楽をお聞かせすることも可能と判断。各回、小品一曲だけですがメシアンの作品をプログラムに織りこむことになりました。さてさて「ベツレヘムの星」によるメシアン、みなさまの反応はいかがでしたでしょう??

「メシアンの「父にむかいて昇天するキリストの祈り」ははじめて聴きましたが、非常に神秘的な響きに天窓が開けていくのを感じながら聴かせていただきました。もう一度聴きたいです」

「”聖霊の意味”、”水と鳥” とても興味深く伺いました」

「メシアンは良くわからない曲というイメージしかなかったのですが、水と鳥のお話を伺い、改めてすばらしさを教えていただきました」。(いずれもコンサート後のメッセージ・カードより抜粋) v (*^_^*)v

                               
                                ラズベリーのシャルロット
                                    (コンサートご参加の方の手作り品)
    

*第四回    2008329()

オルガン・お話 小川有紀

前半ではそのバロック期からオランダ、フランス、スペイン、ドイツの作品。後半では教会で発達したオルガンらしく、イースター(復活祭)に関わる作品を演奏。2008年はこの日のコンサートの直前、323日の日曜日がイースターのお祭りでした。


主なプログラム

J. P. スウェーリンク

パラティーノの丘

N. de グリニー

オルガンの書より
五声のキリエ・アン・タイユ、二声のクロモルヌ・アン・タイユ

J. S. バッハ

おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV 622
我らの救い主、イエス・キリスト BWV 665

O. メシアン 父にむかいて昇天するキリストの祈り
 「父よ、…わたしは御名を現しました…わたしはもはや世にはいません。彼らは世に残りますが、わたしはみもとに参ります。(ヨハネによ る福音書17章、イエスの祈り)     


                                                             ほか



                                  
                                    パンドゥジェーヌ
                               (コンサートご参加の方の手作り品)
*第五回    2008429(祝日)

オルガン・お話 小川有紀

 今年は323日の日曜日がイースター(復活祭)511日がペンテコステ(聖霊降臨祭)となっています。クリスマスとならぶ教会の三大祝日です。コンサートではペンテコステの説明も行いました。オルガンだけでなく、ピアノ曲、管弦楽曲、交響曲といったいわゆるクラシック音楽は教会音楽から派生していますから、教会の知識があれば、それまで気づかなかった芸術作品の違う側面が見えてきてより楽しいのではと考えています。「天に恵みと平安を乞い、祝福ある生を願う気持ちは世界中どこでも同じとJ. S. バッハの作品は能弁に私たちに語りかけてくれます」。(プログラム・ノートから)

主なプログラム

J. P. スウェーリンク

パラティーノの丘

L. マルシャン

プラン・ジュ、フーガ、レシ、フォン・ドルグ

J. K. ケルル

かっこう

J. S. バッハ

おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV 622
我らの救い主、イエス・キリスト BWV 665      



                                                        ほか


*第六回
    2008613()

オルガン・お話 小川有紀

今日のコンサートの後半のテーマは「聖霊」です。去る511日は教会の三大祝日のひとつペンテコステ(聖霊降臨祭)で、いまの時期は聖霊降臨節と呼ばれています。この暦を教会暦といいますが、これをふまえ一年を通じて季節感あふれる音楽を提供するため、オルガン作曲家たちはさまざまな工夫をしてきました。
 オルガンだけでなく、ピアノ曲や交響曲といったいわゆる西洋音楽は教会音楽から派生しています。演奏の合間には、これら世俗音楽と教会音楽とのつながりを「水」と「鳥」にポイントをあてながら、お話してみたいと思います。それまで気づかなかった芸術作品の違う側面が見えてくるかもしれません。その手引きとして、今年生誕100年を迎えた20世紀・クラシック界最大の作曲家の一人、O. メシアンの小品をとりあげます。
 心を知り文化を味わう。その締めくくりに選んだのは、ドイツのG. ムファットの作品。「ベツレヘムの星」による、音の七変化をお楽しみください。(プログラム・ノートから)

主なプログラム


N. de グリニー

来たれ、創り主よ より「5声のフーガ」

J. S. バッハ

キリエ、聖霊なる神よ BWV674

O. メシアン

ペンテコステのミサより「コミュニオン、小鳥と泉」

G. ムファット トッカータ 第7番

                                                                                       ほか


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2007年秋期

どきどきのスタートでした。みなさまの笑顔に支えられ07年秋は全三回、無事終了。いずれはほかのオルガニストの方々もお招きして、色

々な演奏スタイルをみなで味わいながら広く文化交流を行いたいと思っています。そのためにはまず、会の基礎を整えなければ。それまで何とかがんばろうと思っています。

*第一回    2007924()

オルガン・お話 小川有紀

「ベツレヘムの星」は、バッハを中心としたバロック期の作品演奏にふさわしいこと、バッハの作品の中でも特に「トリオ・ソナタが美しく響くこと」かつ、「フランス古典期の作品に対応できるディスポジションであること」などの希望にもとづき製作されています。第一回目の演奏にはコンセプトに忠実にJ. S. バッハのトリオ・ソナタ、N. de グリニーなどの作品を選びました。

主なプログラム

J. S. バッハ

トリオ・ソナタ ト長調 BWV530

クラヴィーア練習曲集第三部より

「キリエ、永遠の父なる神よ BWV669

「キリエ、聖霊なる神よ BWV674

「いと高きところの神にのみ栄光あれ BWV677

「天にましますわれらの父よ BWV682

C. B. バルバストル

「ミュゼット」                                                                   ほか

*第二回    2007112()

オルガン・お話 小川有紀

オランダ、ドイツ、フランスの作品を選びました。2007年は、12月の第一日曜からが待降節(= アドヴェントAdvent, クリスマスを待ち望む季節)でした。待降節にちなんだ作品「いざ来れ、異教徒の救い主よBW659」の楽曲解説と演奏を行いました。 

主なプログラム


J. P. スウェーリンク

大公の舞踏会

J. S. バッハ

キリエ、聖霊なる神よ BWV674     
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV 659
いと高きところの神にのみ栄光あれ BWV676

E. ジグー

コミュニオン

N. de グリニー           来たれ、創り主よ より 「グラン・ジュのディアローグ」      
                                 
        
                                                             ほか


*第三回
    2007128() 

聖書朗読     押田恭子
オルガン・お話 小川有紀


「聖書の物語とともに」と題された聖書朗読とオルガンのコラボレーション。音楽を歴史的背景や思想からまるごと味わって頂くのがねらいです。オルガン作品、聖書箇所とも、待降節とクリスマスに関するものを選びました。参加者はクリスチャンの方が2、3名のみ。あとの未信者の方に聖書の言葉は重いかなぁと気にしていましたが、「背景の説明があったほうが楽しいから」との感想があり、ほっとしました。みなで一足早いクリスマスをともに過ごしました。

主なプログラム

J. S. バッハ

いと高きところの神にのみ栄光あれ BWV676

いざ来れ、異教徒の救い主 BWV 659
                                                           

いと高きところの神にのみ栄光あれ BWV 663

聖書の物語とともに


L. C. ダカン

ノエル集より 「第11番 ティエルス・アン・タイユ」

M. コレット

ノエル 「神さまがご決断なさった日」

A. ギルマン

N. サボリの歌によるノエル

A. P. F. ボエリ 幻想曲とフーガ 変ロ長調


                                              ほか




オレンジのムース

(コンサートご参加の方の手作り品)


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