開業のきっかけ。
木曜と第2,4土曜にバイト先病院で外来を担当したので、火曜の手術日以外、毎日外来をしている状態になりました。
開腹手術は大体経験し、腹腔鏡手術にはもうチャレンジしない年齢になると、毎日外来だけ診ている医者になることに抵抗がなくなりました。
「ぎりぎりまで患者をかかえて、週末や年末・ゴールデンウィーク前に重症患者を送り込んでくる連中」、都立病院などを回っていたときには開業医に対してはそういう認識しか持っていませんでしたが、**先生の慈恵の後輩の開業医の先生達とも交際させていただくうち、開業医もいいなと思うようになっていました。
**先生とは、テニスが趣味なのと子供が桐蔭学園に通っているという共通点もあり、家族ぐるみでつき合わせていただきました。
平成9年に作ったホームページを見て、来てくれる患者が月15人ぐらいになり、外来診療だけで入院の必要のない前立腺炎の患者はバイト先に来てもらうようにホームページを作り直すと、
そちらに前立腺炎の患者が来てくれるようになりました。
しかも、ホームページをみて来院する患者の多くが、横浜方面からでした。
私は横浜市青葉区に住んでいて、自治会のホームページ作りにも関係しました。
青葉区は最もインターネット普及率が高いと聞いていましたが、青葉区民は病院もインターネットで探していると自信を持つことができました。
それで青葉区での開業を考え始めました。
2005年2月