青葉区ではなく都筑区になってしまいました
子供の学費が開業を考えたきっかけでしたが、開業セミナーで資金ショートの話などを聞かされると、子供が卒業する年まで共済にいるつもりになりました。
当初は、泌尿器・内科での開業(腎内、高血圧、生活習慣病なども扱う)を考えていましたが、開業した同級生から、「皮膚科をはずす手はない。」といわれ、2003年11月、恐る恐る++先生の外来を覘かせてもらいました。
「バイト先で皮膚科も診なければならないので」という口実で見学をお願いしたところ、「皮膚泌尿器科ですか」という、私の真意を見抜いたかのようなコメントとともに、嫌がらずに見学させて下さいました。
若い女医さんの後ろに、白髪でデブの医者がいると、患者の中には、私に向かってしゃべり、私に会釈して退出する人も多く、恐縮しました。
「あの男の医者は何だ」と投書されるのではないかと心配していましたが、なくてよかったです。
2004年夏、東京三菱が開業ローンを販売したと聞き、会計事務所のセミナーに参加しました。融資が受けられるかどうかの審査には、診療圏調査が必要ですし、そのためには場所を決める必要があります。相談に乗ってくれている人には、開業時期は2005年夏、と話していました。「3年先」では相手にしてもらえませんから。2004年10月、都筑区センター南駅前の医療ビルが皮膚科医を募集しているとの紹介を受け、とんとん拍子に話が進みました。
青葉区ではなく都筑区になってしまいましたが、センター南駅には東急デパートがあり、家内の行動範囲内であったため、家内の賛成も得ることが出来ました。
決まってしまうと、この時期で良かった、と思います。
2月からは手術件数は減っているのですが、重症患者がたまって、常時12-15人入院しています。
そんな状況でも優秀なパートナーのおかげで、開業打ち合わせでたびたび年休を取らせてもらうこともできました。
2005年2月