泌尿器科医・木村明の日記

腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意な超音波医学会専門医。

電子カルテを導入


当院では、電子カルテを導入しました。機種は、サンヨーメディコム(レセコン:ニューヴエクシード、電子カルテ:ドクターズパートナー)です。

開院1ヶ月前に、自宅に搬入してもらい、練習&カスタマイズしました。

サンヨーメディコムの私の評価(Ver.1:2005.3.16)。

レセコンは良くできている。

よくでき過ぎていて、スタンドアローンのよう。

エンターキーを押し進むと、処置や処方のコード入力画面へ。

まだ、紙カルテを見ながら、受付の事務員が入力するための装置。

受付業務データを電子カルテに転送するのが、ファンクションキーの3番で、「ユーザー登録」を選ぶのというのは、いかにも「電子カルテはオプションよ」、という感じ。

私の評価(Ver.2:2005.4.8)

メディコムソリューションの担当者が、頻回に来て、教えてくれるのは良い。

ITといっても、結局はマンパワーなので、メンテナンス体制で、電子カルテの評価は変わる。

メディコムソリューションには、事務員採用でもお世話になった。

採用した職員の教育にも熱心。

電子カルテで医者がすべてを管理し、受付はレジだけ出来る人でよい、という方針の医者には合わないかもしれないが、 メディコムソリューションと組んで運営していくという、発想に変えれば、これも良い。

開業して4日、毎日担当者が来てくれている。

2005年4月