超音波医学会専門医。腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意です。 膀胱炎・尿道炎・男子不妊症では、院長自身が顕微鏡検査（尿・精液）を行います。 皮膚科は男性非露出部に自信があります。
超音波医学会専門医。腎尿管結石・前立腺癌・肥大症の診断が得意です。 膀胱炎・尿道炎・男子不妊症では、院長自身が顕微鏡検査（尿・精液）を行います。 皮膚科は男性非露出部に自信があります。
保険証番号ごとに病院と薬局のレセプトを突き合わせて、病名と薬に不一致がないか、調べる突合審査（突き合わせ審査）というのが1年前から始まりました。 過活動膀胱という病名が付いてない人にウリトスが処方されても、院外処方だと今までは支払基金はチェックできませんでしたが、 1年前からは病名をつけ忘れると、しっかり査定されるようになりました。
支払基金は、複数の医療機関のレセプトを突き合わせできるわけですから、 例えば当院で、尿道炎で薬を出して1週間後に来院するように言っておいても来院されなかった方が、他の病院にかかっていないか、という情報も支払基金は持っているわけです。 治ったからもう来院されないのか、治らないから他の病院に行かれたのか、それが分からないと治療成績の集計はできません。 保険証番号を支払基金に告げて、他院のレセプトを見せてもらえれば、そういう集計が可能になりそうです。 支払基金が個人情報を一開業医に見せてはくれるようになるには、さらにいくつものステップが必要でしょうが。
スカンジナビア諸国には国民背番号National identity numberがあります。保険証番号は、転職するたびに途絶えてしまいますが、National identity numberは移民するまで続きます。 そして、スカンジナビア諸国では、個人情報を隠したまま、フォローアップ情報を閲覧できるシステムがあるようです。 日本では通院しなくなった人の予後はブラックボックスですが、スカンジナビア諸国では、予後を知る手だてがあるんです。
2013年3月8日の院長ブログ原稿