トビヒ・ニキビ昼の勉強会
[木村泌尿器皮膚科公式ブログ]
昨日はほぼ1年ぶりの昼の勉強会でした。
去年はキノロン系抗菌剤、
一昨年は抗アンドロゲン剤。
昨日はキノロン系抗菌剤の外用薬。
キノロン系なのに耐性菌が少ないこと、
トビヒには軟膏（ワセリン基材）を、ニキビにはクリームを、
という内容でした。
薬を処方するのは私ですが、処方箋を印刷して患者さんに渡すのは受付事務員。
トビヒの子供にアクアチムクリームが処方されていたら、
あれ～？、と思って院長に確認してくれるよう、
事務員にも軟膏とクリームの使い分けを勉強してもらいました。
処方箋に疑問があれば院外薬局の薬剤師さんから電話がありますが、その前の院内でのダブルチェックです。
電子カルテでは、薬のリストから処方を選ぶわけですが、アクアチムクリームとアクアチム軟膏は並んでいます。
もちろん院長自身も正しくクリックしたかチェックしていますが、
お子さんを二人連れて入ってこられて、一人目の診療が終わらないうちに、二人目の話が始ったりすると、ミスを０にはできません。
アクアチムクリームとアクアチム軟膏を間違ってクリックしたまま、処方箋を発行してしまう、
という事態も想定してダブルチェック体制を構築しておくことは必要だと思うわけです。
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