ヴィレッジの皮膚科担当という大役
ついに、
センター南医療ヴィレッジに、計画通り、6つの科が揃いました。
このビル、内科・小児科・整形外科・眼科・耳鼻科・皮膚科を募集していたビルなんです。
江田駅近くで皮膚泌尿器科で開業したい、と思っていた私が、センター南で皮膚科を募集しているビルがある、と聞いたのが、このビルで開業したきっかけです。
泌尿器科医が皮膚科の枠を埋めてしまったわけです。
当院は、
1日40人のうち、皮膚科の患者さんは、20人ぐらい。
夏は、1日50人になり、そのうち30人が皮膚科の患者さんですが、
夏は100人以上患者さんが来られるのが、皮膚科の常識。
仮に当院が皮膚科単科であったならば(仮定法過去完了)、かなり経営が危ないクリニックだったでしょう(仮定法過去完了:泌尿器科のおかげで大丈夫です)。
今回、
耳鼻科ができ、「あのビルに行けば、何でも見てもらえる」という噂になるかもしれません。
皮膚科学会認定専門医ではないのに、皮膚科の枠を埋めてしまった泌尿器科専門医ですが、
「あのビルに行けば、何でも見てもらえる」という評判を崩さないよう、
皮膚科の腕を今後も磨きたいと思います。
特に、耳鼻科ができたことで増えるであろう、外耳道や耳介の湿疹・かぶれ、口内炎の勉強に力を入れたいと思います。
耳鼻科ができたら、外耳道や耳介のかぶれは耳鼻科に行くだろうから、皮膚科の患者は減るだろうと思われるでしょう?
私が、眼科から眼けん炎の患者さんが結構流れて来られるので、気づいた法則があります。
境界領域を抱える診療科目は決して競合医療機関ではない。
同じビルに存在すれば、相乗効果さえ生じることがある。
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