月9CHANGE:医龍2批判Again
第2回にしてもう総裁選に立候補の話。チェンジはキムタクが総理になる話とは聞いていましたが、胡散臭い派閥の領袖が失脚したあとにキムタクの順番が回ってくるのか、と思っていました。
テンポがよくて面白いです。
先週の初回も私は面白いと思ったのですが、週刊文春(待合室用に買っている週刊誌)では酷評されていました。
確かに、選挙速報が流れなかったり、当選が決まってからしかカメラが来なかったり、マスコミの方々からすれば、いいかげんな所ばかりでしょう。
ドラマはその業界の方が見れば、白けるところがいっぱいあるでしょう。
私が医龍2の世界に入り込めなかったように、両親が学校の先生の家庭に育った事務長が金八先生を見ないように、間違って当確を出すテレビ局の話など、業界の方にはありえない話でしょう。
医龍2の話に戻ったついでにいうと、
東都大学:「肝機能が異常の人への心移植をすれば、医師免許は剥奪されるぞ。」
坂口:「この子の命を助けられるなら、医師免許を剥奪されても構わない。」
東都大学の意見が事実かどうかは知りませんが、ドラマ上そういう設定ならば、坂口は肝機能異常の人に心移植をしたのだから、その手術が成功したかどうかに関わらず、医師免許は剥奪されるされるはずですが。
そもそも、母親は肝移植のドナーで麻酔中だし、本人も手術中だし、誰の同意書を取って心移植したのでしょう。
なんて感じで、
チェンジに関しては、政界関係者の方、そこで取材をされている方には、いいかげんな所ばっかりでしょう。
でも、素人は楽しんでます。
キムタクが総理になるのは漫画チックですが、現実世界でも今は、族議員でなかった人が突然大臣になったりしています。
これも、それなりに新鮮です。
自分が大臣になる前の不祥事を、マスコミと一緒になって官僚を批判した姿勢はお見事でした。
部下を批判して流行語大賞を取るなんて、今までの大臣にはいない新鮮なタイプの政治家です。
(どこの省の大臣かはぼかしておきます。まだ娘の免許証が届いていないので。)
しかし、部下である官僚を公衆の面前で批判した影響か、最近は肝心な事を法律施行前に教えてもらえず、苦労しているように見えるのですが。
官僚と政治家のパイプが詰まっていますね。
官僚(キャリア)の立ち去り型サボタージュも始まっている、と聞いたこともあります。
官僚も政治家もみんな素人集団になるのも、いろいろ利権がなくなって、悪くないかもしれませんが。
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