はじめまして。

予てより、サロン de アデルフィアにパイプオルガンが設置されたことは存じておりまして
、是非お伺いしたいと思っていました。ようやく今年の5月30日(土)にコンサートに参
加することができました。美しい姿のオルガン、広い演奏会場で聴くのとは趣の違った、オ
ルガンの息づかいが響いてくるような音色に、圧倒されました。

そして、アデルフィアのホームページを拝見して、このオルガンが設置されるまでのこと、
命名の由来、オルガンを中心にそこに集うひとびとのおもい、小川先生の思いなどを知りま
した。

そのようなことを思いめぐらしながら、拙い短歌を詠みましたので、ご披露します。



   正面に星彫刻(きざ)まれしオルガンは「ベツレヘムの星」と名付けられたり

    オルガンをかこみて集う会の名は「アデルフィア」なり兄弟愛なり

    共に集い豊かな楽の音によせて祈るは平和疾く来ますように



また、我が家の小さな庭に今年の春はうれしいことがありました。



           
        
  
  鉢に植え三年たちてようやくに清らに咲き出でし白き睡蓮




            
         
    アガパンサス今年は一輪咲き出でぬ来年は何輪花を咲かすや



          

   
  楚々としてすずらん白く群咲きぬ花の妖精あそぶが如し



           

    去年(こぞ)の春夫(つま)の隠退記念にと求めし黄花の君子蘭咲く

    足音もたてず訪れし春の候ヒヤシンスの蕾立ちて色づく





 拙い短歌にお付き合いいただきまして、有難うございました。   
                             山添 和加
(2009年8月)

5.「 祈るは平和疾く来ますように」
      …短歌でお便り

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 いつも前向きに、色々なことに挑戦なさっている和加さん。その活力に啓発されて、私達もまた前進できそうな気が致します。

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今回の書き手は、先日はじめてアデルフィアのサロン・コンサートにいらして下さった、山添和加さんです。初対面の参加者の方々ともすんなり、快活な空気を作り、なじんでいらっしゃいました。
会の終了後に、和加さんは最近はじめられたばかりという短歌を用いて、コンサートの感想を書き送って下さいました。その気配りがとても素敵でしたし、サロンを主催して良かった!としみじみうれしく感じた歌も頂いたので、あらためてホームページへの寄稿をこちらからお願いした次第です。























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