当院通院中の患者さんが、2007年10月22日の読売新聞に実名で登場してくださいました。
横浜市の〇〇(新聞では実名)さん(64歳)は今年1月、近くの診療所で受けた健
診で、前立腺の腫瘍マー
カーであるPSA(前立腺特異抗原)を調べてもらった。3歳上の兄が3年前、
前立腺がんで手術をした。「自分もそろ
そろ年齢的に気を付けた方が良いかな」と考えたのが、検査のきっかけだ。
翌週の受診で知らされたPSAの値は、基準値(4ナノ・グラム/ミリ・リッ
トル)をわずだが上回る4・15。医師からは、「がん
の疑いがあるため、前立腺の組織を針で採取する生検を受けてください」と告げ
られた。 「『う~ん来たかぁ』という感じで最初はショックでした」と〇〇さん。しか
し家に帰って妻とも話すうち、「がんと
決まったわけではなく、PSAについても、もっと調べてみよう」と思い直した
。
〇〇さんは、ホームページにPSAの解説を掲載している同市の木村泌尿器皮膚科の木村明さんを受診。超音波装置で見た前立腺の大きさから、がんである確率は数%程度と推測された。そこで、体に負担の大きい生検は行わずに、様子を見ることになった。
〇〇さん、ありがとうございました。この報道が、PSA4以上 イコール すぐ前立腺針生検、ではないので、とりあえず2次検診までは受けましょう、というメッセージになってくれるとうれしいです。
前立腺針生検を勧められていて迷っておられる方で、当院での再検査を希望される方は、超音波検査がありますので直前に排尿しないでおいで下さい。
PSAの正確な値も必要です。健診データの控えも御持参下さい。
当院では日帰りの前立腺針生検も行っております。時々、「初診した日に前立腺針生検を受けたいので予約してから来院したい」との電話を特に遠方の患者さんからいただきます。
当院で前立腺針生検を行うかどうかは、超音波検査・直腸診・全身状態などを私が見させていただいてから決めます。初診日に前立腺針生検を受ける事はできません。
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