超音波医学会専門医。腎尿管結石・排尿障害の診断が得意です。 ここは、院長ブログの原稿倉庫です。
私が前立腺超音波画像の論文で博士号をいただいたのが1984年。 その後も学会では前立腺超音波画像の発表を続けました。
そして、1987年秋の第52回日本泌尿器科学会東部総会で、 「発症前から除睾術後までの超音波断層像の経時変化」という発表をしました。
学会の前には医局で予行演習行います。 その席でボスから「触診所見は?」との質問。 立ち往生した私に、 「触診してないのか。棒を入れただけで指は入れてないのか。棒屋だね、君は」 との厳しいお言葉。
もちろんボスは「坊や」とかけておられたわけです。 以降私は前立腺がんが疑われる患者さんで触診を欠かすことはありません。
このブログを開設するにあたって私が使い始めたハンドルネームはあざみ野棒屋。 前立腺超音波検査のプロという意味で使っています。
まじめにやっているようでも、肝心なところが抜けている、
私は今も1987年当時と同じ「棒屋」です。
2013年11月16日の院長ブログ原稿