ポスター発表のイントロ
[木村泌尿器皮膚科公式ブログ](2012年冬)
4月20日(金)の診療は17時まで、とさせていただきます。
第100回日本泌尿器科学会の
ポスターセッションに演題を出していましたが、
抄録集が先週届きました。
ポスターでの発表が1000題もあるんですね。
私が発表する4月22日(日)だけでも300題。
みなとみらいの展示ホールを30レーンに区切り、私のポスターは第9レーン。
第9レーンだけでもポスターは12枚。前立腺癌診断という括りですが、
隣の第10レーンも前立腺癌診断という括りで、やはり12枚。
PSAや針生検のお話ばかりが24枚並ぶわけです。
ポスターというのはこんな感じ。写真は
2007年のものです。
10時から18時まで貼りだして置き、18時から19時に討論。1題あたり発表3分質疑2分。
私以外は勤務医の方々。集計した症例数が多いものが並びます。
私のポスターの前で立ち止まって読んでもらうには、イントロをどうするか。
基幹病院の集計とは母集団が違うことを売りにしよう。
先週木曜、
スキー場でリフトに乗りながら思いついたのが、
健診の1項目が正常値を超えただけで入院検査を勧められ面食らう人も多い。
PSAでヒットする当院は駆け込み寺となった。
という文。この後に
PSA density高値症例のみに限定し日帰り6か所生検を行う方針は進行癌を見逃さなかったか
が続きます。
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