在宅医療
[木村泌尿器皮膚科公式ブログ](2012年冬)
ウィザスメンバーが取り組む在宅医療 あすかホームケアクリニックが先月の週刊文春に掲載されていました。
堀江教授が率いる帝京大学泌尿器科教室の新しいチャレンジです。
泌尿器科医は在宅を担当するのに、適している面もあります。
排尿を扱っていることと、泌尿器がん末期を看取っているからです。
外科医は手術した後、末期患者は内科に任せますが、泌尿器科医は最後まで見るのです。
担癌患者の自宅での看取りにおいて、泌尿器科医の役割が、大きくなりそうです。
昨年11月に勉強したように、
急性期病院が新規患者をどんどん受け入れるためには、短期間で退院してもらわなければならず、
進行癌患者ではまだガーゼ交換や点滴などの医療処置が必要な段階での退院となるわけで、
その受け皿が、訪問看護ステーションと往診を行っている開業医なわけです。
4月の診療報酬改定では、在宅医療の点数が見直されました。
私も
母のことを含め、これからの看取りについて、
開業医の役割について、特に泌尿器科医の役割について、
考えなければ、と感じています。
深澤りつクリニックの看護師さんが、
『おうちに帰ろう!』在宅療養支援診療所の看護師ブログ
というブログを書かれています。
重いテーマなのに楽しく読めます。名文です。
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