ウイルス抗体測定法あれこれ
[木村泌尿器皮膚科公式ブログ]
ウイルス抗体検査については何も知らないなあ、と感じています。
B型肝炎のスクリーニングは抗原検査なのに、C型肝炎はなんで抗体検査なんでしょう。信頼できる抗原検査がいまだにできないのはなんででしょう。
ウォッシュレットがない幕末にタイムスリップするのは耐えられませんが、
30年前、私が卒業して3年目のころ(ウォッシュレットは1980年に発売)になら、タイムスリップしてもまあ、快適に暮らせるでしょう。
で、その時代、
非A非B肝炎、あるいは血清肝炎と呼ばれていた病気の原因ウイルスの見つけ方、
さらにはC型肝炎抗体検査で、危険な輸血製剤を駆逐するための方法を私が伝授できるかと言えば、
まったく無理です。
でも、そういうことに興味を持たせてくれたという点で、
JINパート1を11時間かけて見たのは良かった、と思っています。
何しろJIN先生は青カビからペニシリンを作ったのですから。幕末にある材料だけで。
30年前にタイムスリップして、血清肝炎を予防できる方法を30年前の道具で開発できるのか、勉強してみたいと思います。
課題は、1981年に存在した方法で、輸血してよい血液と、してはいけない血液を見分けることができるか、です。
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