事務所仕様とエアコン室外機
[木村泌尿器皮膚科公式ブログ]
うちのビルは事務所仕様での引き渡しでした。
クリニック用のテナントビルには、スケルトンと事務所仕様の2つがあります。
スケルトンとは、コンクリートむき出しの状態での引き渡し。内装は自分でやります。
事務所仕様とは即入居ができ机さえ置けば事務仕事ならできる状態の物件です。
私の借りた部屋で言えば、30坪1部屋で皆机を並べて事務仕事をするだけなら、内装は不要なわけです。
でも、クリニックはそうはいきませんから、待合室(受付)・診察室・処置室(手術室)を仕切るために壁をつけるわけです。
30坪の私が借りた部屋には、エアコンが二つ、もともと付いています。
二つでは足りないので、診察室には自前で3つ目のエアコンを入れました。
待合室と処置室にあるのが、もともと付いていたエアコン。
これのコントローラーがひとつしかないのが、今悩みの種です。
仕切り無しなら、全体が同じ温度になるのでしょうが、
待合室を快適な温度にすると、処置室が冷えすぎるのです。
超音波検査を受けるためにお腹を出した人が寒く感じるほど、冷房が効いているのは、この節電の夏はなんとかしなければ、と不動産屋さんに相談、
昨日の昼に、東芝の方が来てくれました。
これは5階屋上の室外機。エアコンの室内機は二つでも、当院分の室外機は1個。
なので、待合室と処置室から噴き出す空気の温度は同じで、差をつけることはできないそうです。
噴き出す空気の温度は同じだと、人口密度の違いで室温に差が出ます。
室内機の噴き出し口を塞ぐことはできるので、超音波検査のベットに向いている口は塞ぐことにしました。
あとは、処置室の空気をできるだけ待合室に送り込めるよう、工夫をしたいと思っています。
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