ベストアンサーとワーストアンサー
私が書いた返信がベストアンサーに選ばれました。
昨日、ブロ友のブログを読んで、そう確信したのですが、勘違いかもしれません。
面識のあるドクターから、泌尿器科の病気について、紹介を受けることがあります。
患者さんに納得してもらえるほどの情報を提供できて、患者さんに感謝してもらえると、私もうれしいです。
私に患者さんを紹介したドクターの面子も潰さずに済むと、ほっとします。
でも、せっかく紹介いただいたのに、患者さんに役立つ助言を何も出来ないこともあります。
最近、面識のある皮膚科のドクターの紹介で、川崎市の病院で前立腺癌と診断された方が、
治療法についてのセカンドオピニオンを求めて来られましたが、まったくお役に立てませんでした。
開腹手術を受ける体力はない、
ロボット手術はどうか、というのが相談の主眼だったように思います。
もう開業して6年近く、その手術は見学したこともありません。
どちらが、患者さんの負担が少ないか、私には助言できる経験がありません。
オートマ車とマニュアル車、どちらが速くて安全ですか、と聞かれても、それは運転者がどちらの車に熟練しているかによります。
川崎市の先生が手術が上手いかどうかは知りませんし、どこの先生が
ロボットを上手に運転できるか知りません。
私が得意としているのは、
PSAが異常の人が
前立腺針生検を受けるべきかどうかまでです。
どの手術がいいと思うかと、と開業して6年も経った医者に聞くのは、
ロールスロイスとフェラーリのどっちを買いましょうか、と国産車しか乗ったことがない人に聞くようなものです。
主治医によく聞いてください、としかお答えできませんでした。
紹介いただいた皮膚科ドクターには、お役に立てなくてすみません、と返信しました。
[横浜市都筑区センター南駅木村泌尿器皮膚科院長日記一覧]