第56回日本超音波医学会学術集会@日本都市センター
先週土曜日に娘が学会発表した永田町の日本都市センターはよく学会で使われる施設です。
今から20年前の1990年 5月29日(火)- 31日(木)、日本都市センターで第56回日本超音波医学会学術集会が開かれました。
(日本超音波医学会のHPを覗いたら過去の学術集会の一覧表が出てました。便利になりました。)
主催は東大泌尿器科教室、私は事務局の責任者を勤めました。
1年前からいろいろと大変ですから、1989年(
平成1年)は、重圧の1年でした。
演題募集は、本郷郵便局の私書箱にしたのですが、宅急便で送って来られた先生がいて、宅急便を預からされた本郷郵便局から、お叱りが。
責任者として、私の名前で始末書を書きました。
忙しいのは、演題が締め切られてから、プログラムが出来上がるまで。
グループ分けして、4~5演題ずつ組み合わせて、セッションを作り、座長を決めます。基礎(工学)と臨床一人ずつをセットにします。
3会場で同時進行ですから、座長をお願いする先生が、ご自身・もしくはお弟子さんが発表する時間とダブルブッキングしないようにしなければなりません。
学会を財政的に成功させるには、機器展示会場の充実も大事です。
日本都市センター・全共連ビルに何度も担当者との打ち合わせに出向きました。
なので、日本都市センターというと平成1~2年のことがすぐに思い出されます。
プログラム作りで、超音波医学会で活躍されている他科や基礎の先生たちと面識ができ、
おかげで、その後の学会で、何度かシンポジストや座長を勤めさせていただきました。
決して、無駄な経験ではありませんでした。
そして、最近、また超音波指導医の委嘱状が届きました。名誉な事です。
開業した今、若い医者に超音波を教える機会などないのですが、
東大泌尿器科にいた木村明、のことをまだ覚えていてくださっている先生が、日本超音波医学会の中枢にいらっしゃるのでしょう。
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