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診療報酬改定:包茎手術は据え置き


2008年4月から、診療報酬が変わり、後期高齢者医療制度も始まりました。

今、ドクターフリッカーのブログを読んで、なんで昨日の夜のニュースで「長寿医療制度」というテロップになっていたのか分かりました。

昨日の亜沙郎先生のブログで「ドクターフリッカー・ドクターMそして私は何時に起きているのだろう」なんて書いてありましたが、飲酒ブログ禁で、昨日の夜に書いたものを朝添削して載せているのです。

なので「昨日」とすべきところを「今日」になったりもします。

レセコン・電子カルテのソフト変更を終えてこの日を迎えたわけですが、電子カルテがエラーメッセージを出さないかちょっと緊張でした。

コンピューターで2000年問題というのがありましたが、あのときのような感じとでも言いましょうか。

さすがサンヨー! 何事もなく1日が無事終了しました。軟膏処置の名前もちゃん自動更新されていました。

皮膚科に関してはダーモスコピー(ほくろとメラノーマを見分けるルーペ)が12点から72点になったことは大きいです。

12点(120円)って何? って感じでしたから。

泌尿器科では前立腺癌の手術法で腹腔鏡と開腹手術の中間のミニマム創手術に点数がついたことが大きいようです。

一方、真性包茎に保険で行う環状切除は2040点(20400円:3割負担なら6000円程度)のまま。1時間かかる手術なのに安すぎます。

真性包茎に対する手術も私費でしかやらないクリニックが増えています(当院は仮性包茎の私費手術は126,000円)。

真性包茎に対して環状切除を保険で行う施設は本当に少ないようで、だから遠方からも当院に来られるようですが、




と遠方の方の真性包茎の手術はお断りしています。ホームページにもちゃんと書いてあるのですが。

真性包茎に対する手術も私費でしかやらない、という多くの開業医の真似をしないのは、

包茎手術の名医
「男達を助けてやってください」と週刊アスキーに書かれたため。

ではありません。勤務医時代に採算無視で純粋に医学に基づいて書いたページがいっぱいあり、それらを訂正するのが大変だからです。

純粋に医学に基づいて書いたページを残しているおかげで、週刊アスキーにも取り上げてもらったわけですから、

これからも、悩める真性包茎の近くにお住まいの方だけは助けたいと思います。

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