[アテナ]
戦の女神アテナもまた、見分けやすい方です。
を被っていたり武装した女性が出てきたら、それはまずアテナと考えて間違いないでしょう…。とか持ってたらもう確実です。
←この絵も、このように勇ましく武装し、男を踏みつけています。
「踏みつける」という行為は「勝者と敗者」の象徴でもあります。この絵のタイトルも「勝利」とか「道徳の勝利」とされています。
また、この絵の面白い所はアテナの周りの登場人物たち。
今回はアテナの見分け方のご紹介なので、あまり細かくご説明できませんが、彼女の右にいる赤い衣の子どもは商業と伝達の神ヘルメス(カドケウスの杖を持っていることから判断できます)、左側で彼女に触れようとしているのは愛の神エロス(翼と矢筒が確認できます)。
処女神でもあるアテナは、愛欲や快楽に関わるアプロディテを母に持つ彼の事を嫌っているのでキッと睨みつけて警戒しています。
また、左下の黒い兜で苦い顔をしている男は戦の神アレス
同じ戦の神でも、アレスはアテナには「なんとなく勝てない」というイメージが昔からあり、この絵はそんな様をステキに描いています。