[ゼウスとガニュメデス]
←このレリーフは最高神ゼウスガニュメデスなのですが、この作品も神話芸術の中ではかなり簡単に人物判断ができる部類に入ります。
「瓶」を持っていてそれが若い男がいたら9割方それは水瓶座のガニュメデスでしょう。
ガニュメデスは鷲に変身したゼウスに掻っ攫われて天界でお酌係に就かされます。それが彼の唯一のエピソードであり、それ以上でもそれ以下でもなく、寧ろそれが彼のアイデンティティーと言ってしまっても過言ではありません。
立派な髭を生やした真ん中のエロそうなじーさんも青年を抱き寄せていますし、が感じられます。トドメとばかりに右側にはがいます。ゼウス自身が変身した鷲です。
この作品一つで水瓶座のエピソードをありありと連想可能です。